現在バドミントンの日本代表は歴代最強とも言われており、世界大会でメダルを獲得する選手が珍しくなくなりました。
それに引っ張られるようにバドミントンの競技人口は右肩上がりで、少子化が進んでいる中高生においても他のスポーツの競技人口が減る中、年々競技人口は増えています。
上の表は公益財団法人全国高等学校体育連盟の資料をまとめたものですが、別に集計されている野球を除くと、高校生のバドミントン競技人口は男子4位、女子3位。ちなみに平成29年度は男子が5位でしたが平成30年にテニスを抜いて4位に上がっています。
バドミントン競技のトップはやはり日本代表ですが、男子ではBWF(世界バドミントン連盟)世界ランキング1位の桃田賢斗選手やダブルスの園田・嘉村の「ソノカム」ペア、女子ではシングルスの山口茜選手や奥原希望選手、ダブルスの髙橋・松友の「タカマツ」ペア、福島・廣田の「フクヒロ」ペア、永原・松本の「ナガマツ」ペア等、人気も実力も兼ね備えた選手がたくさん出てきましたね。
その中でも特に注目されているのは圧倒的な実力とバドミントンという枠を超えた人気を誇る桃田賢斗選手ではないでしょうか。
そんな桃田選手が着用している用具は多くのバドミントンファンに注目されており、着用しているスポーツネックレスにも関心が集まっています。
僕もたまにバドミントンの大会を見に行くのですが、桃田選手や他の人気選手と同じスポーツネックレスを着けている選手を結構見かけるようになりましたね。そのせいかは分かりませんが以前より明るいスポーツになった気がします。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は桃田選手等バドミントンのトップアスリートも着用している人気のスポーツネックレスを紹介したいと思います。
Phiten(ファイテン)
今有名バドミントン選手が一番多く着用しているのはスポーツネックレス大手「ファイテン(Phiten)」のネックレスだと思います。
特に2018年12月にEXTREME PERFORMANCE GEAR(エクストリーム パフォーマンス ギア)シリーズが発表されてからは多くのトップ選手が愛用しています。
特に嘉村健士選手や園田啓悟選手、福島由紀選手、廣田彩花選手、松本麻佑選手等は愛用者として有名。【ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2019】では桃田選手も着用していました。
EXTREMEシリーズ
ファイテンの根幹技術”アクアチタン”は「各種金属の特性を最大限に活用する事でヒトが本来持っている力を引出し体を本来のリラックス状態に導く」「ストレスや疲労の蓄積で狂った心身のバランスを最良に保つ」等の効果が期待できます。
そのアクアチタンと数種のアクアメタルを組み合わせた”メタックス”という技術がEXTREMEシリーズには採用されており、アクアチタン最高峰のX100シリーズと同等かそれ以上の効果が期待できるとされています。メタックスはアクアチタンの上位技術のような立ち位置ですね。
EXTREMEシリーズは2,000~3,000円で購入可能なエントリーモデルから20,000円近い高級モデルまで幅広く販売されています。
その中でもよく着用されているのが、「RAKUWAネック EXTREME クリスタルタッチ」です。
数珠のような球パーツ軽くて水に強いアクリル素材を採用し、留め具にはアレルギーを起こしにくく軽量のアルミ素材が使われています。
アスリート向けの高級モデルで金額も20,000円弱と高めの価格設定になっていますが、非常に人気があるモデルです。
その他、おすすめのEXTREMEシリーズは↓の記事を見てみてください。
炭化チタンチェーンネックレス
最近はスポーツネックレスぽくないモデルを選ぶ選手も増えてきました。
そんな人におすすめなのが「ファイテン炭化チタンチェーンネックレス」です。
ジャパンオープンで桃田選手や嘉村選手が着用していて少し知られるようになってきましたが、僕はお店でスポーツネックレスを販売している時もこのネックレスをずっと推していました。
その理由はやっぱりチタンの特性です。
鉄の約6割と言われる軽さや丈夫さはもちろんの事、金属の表面に不動態皮膜という薄い酸化被膜を生成するので、金属イオンが溶出しにくくアレルギーを起こしにくいという点がスポーツ時につける金属ネックレスの素材としては最適(チタンだからといってアレルギーを全く起こさないという事はありません)。
バドミントンは非常に運動量が多いスポーツで、トッププロの試合では1試合戦うだけでフルマラソンと同じくらいカロリーを消費すると言われるくらい。やった人にしか分からないけれど汗をかく量も半端ないです。
汗をかくという事は金属から金属イオンが溶出しやすい状態になるのでアレルギーを起こすもとになります。金属アレルギーは一度なってしまうと治すのが困難なので、アレルギーを起こしにくい素材を選ぶ事は非常に重要です。
チタンチェーンネックレスの効果自体はアクアチタンX30相当とそれほど高くはありませんが、上記のようなメリットがあるのと、とにかくデザインがかっこいいです。
炭化チタンをコーティングしたブラックカラーによって安っぽい金属感が全くないので、ユニフォームだけではなく私服にも十分合わせられるデザインです。目立たないけど実はこだわっているという本物志向の人におすすめのネックレスですね。
ファイテンの商品はその他にもたくさんあるので興味のある方は見て回ってください。
ファイテンの商品は中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には十分気をつけてください。
CHRIO(クリオ)
以前はバドミントンに着けるスポーツネックレスと言えば「CHRIO(クリオ)」と言われるくらいたくさんの選手に愛用されていました。
最近はクリオを着けている選手が減少傾向なのと、看板商品であるインパルスネックレスの値段が高めなので一般の方は手を出し辛いのか、バドミントン大会で着けている方は前よりも少なくなったなという印象です。
ただ、クリオの商品はインパルスネックレス以外にもたくさんあり、僕的にはむしろインパルス以外の商品のほうが値段も含め魅力的だと思うのでいくつか紹介してみます。
アルファリングネックレス
まずはクリオのエントリーモデルである「アルファリングネックレス」。
値段は4,000円ほどと買いやすく、デザインはシンプルでカラーバリエーションも多めなのでクリオの効果を試してみたい人にはおすすめです。
素材には高伸縮設計の医療用シリコンを採用し、着脱は留め具ではなく伸ばして上から着け外しするタイプとなっています。
ちなみにクリオネックレスの効果については、商品に施した「クリオ加工」によって人間がリラックスできる振動(周波数)が発せられ、ストレスなどによって崩れた周波数を元の状態に戻し回復するといった感じです。
マグナネックレス
スポーツ時だけでなく日常生活でも着けられる「オンでもオフでも着けられる」をコンセプトにつくられたのが「マグナネックレス」です。
水や汗に強いステンレスを採用したシンプルなデザインなので、値段はやや高めにもかかわらず人気のあるモデルです。
クリオのネックレスはその他にも「G-エディション ゼノ ネックレス」や「アルファリング ウィズ ネックレス」、「ルシアネックレス」等もあるので、興味がある人は別ページでクリオのネックレスをまとめているので見てみてください。
AXF(アクセフ)
AXF(アクセフ)は、大阪府大阪市港区に本社を置く「株式会社テイコク製薬社」と岐阜県岐阜市北鶉に本社を置くアパレルメーカー「サンフォード株式会社」の共同開発ブランドで、設立されてからまだ数年しか経っていません。
しかし、野球やゴルフ、そしてバドミントン等のトップアスリートが着用している事が話題になり急速に支持を拡大しています。
バドミントンでは桃田賢斗選手や廣田彩花選手が愛用していますね。
現在販売されているAXFのネックレスは大きく2種類なので両方とも紹介してみます。
AXF COLOR BAND
AXFのスポーツネックレスとして最初に発売されたのが「COLOR BAND(カラーバンド)」です。
バリエーションは、リフレクターと呼ばれる反射部分がついた「COLOR BAND(REFLECTOR)」と、リフレクターはなく紐の一部に”axisrirm”というロゴがプリントされた「COLOR BAND(LOGO)」の2種類。
桃田選手は前者のリフレクターの「ALL ORANGE」を着用していたと記憶しています。
AXFの効果として公式で説明されているのは「皮膚温度の上昇」「血流増加」「体幹・バランス強化」等。その他、AXFが東京都市大学と連携して開設した「ミネラル結晶体研究センター」のサイトには「鎮痛効果」等も期待できるとありました。
カラーバンドの素材はナイロン60%と天然ゴム40%。金属を使っていないのでアレルギーの心配もなく安心ですね。
AXF×BELGARD シリコンネックレス
上のカラーバンドはAXFの商品ですが、「AXF×BELGARD シリコンネックレス」はベルガードファクトリージャパン株式会社という野球の防具を専門に製造・販売している会社とのコラボ商品となります。
バドミントンとは関係ありませんがベルガードファクトリージャパンはアメリカのメジャーリーガーにも防具を提供するくらい野球界では有名な企業です。
このシリコンネックレスにもカラーバンド同様AXFの技術が採用されており、同じ効果が期待できます。
耐水性、耐熱性、耐寒性、耐候性に優れたシリコン素材を使用しているので特にスポーツシーンにおいては最適なネックレスとなっています。
まとめ
今回はバドミントン選手におすすめのスポーツネックレスとして「Phiten(ファイテン)」「CHRIO(クリオ)」「AXF(アクセフ)」の3メーカーの商品を紹介してみました。
スポーツネックレスを販売しているメーカーやブランドは他にもたくさんあるのですが、優先的に当該3メーカーを紹介した理由はバドミントンのトップアスリートが着用しているからです。
その他のメーカーも含めてひとつひとつ1記事で紹介できればと思いましたが、非常に長くなってしまうのでご容赦いただければと。
当サイトを回っていただければ、いろいろなメーカーのスポーツネックレスについて知る事ができると思うので時間のある方は是非見て回ってください。
大好きな選手と同じスポーツネックレスを着けると自然とテンションが上がり競技成績も上がるもの。僕も学生時代そうでした。
それでは、良いバドミントンライフを!