桃田賢斗(ももた けんと)選手は1994年生まれのバドミントン選手。現在の所属はNTT東日本です。
BWF(世界バドミントン連盟)世界ランキング最高位は1位。男子シングルで日本人初のBWFスーパーシリーズ優勝を果たすなど、世界でトップレベルのバドミントン選手です。
2016年、桃田を含むNTT東日本選手が都内の違法カジノ店で賭博をしていた事が判明し、無期限出場停止処分を受ける事に。メダルが有力視されていたリオオリンピックへの出場も断たれ長い反省の時を過ごします。
約1年後、2017年の5月に出場停止処分が解かれ、復帰戦となった日本ランキングサーキット大会で見事優勝。表彰式で涙を見せながら反省と感謝を語っていた姿が印象的でした。
以前は圧倒的なアジリティと高度なテクニックに頼ったスタイルでしたが、現在はそこに強打とラリーの強さも加わっていますね。フィジカル、メンタルの両方が大幅に向上した結果だと思います。
我慢比べになっても最後の最後までシャトルを追えるメンタルの強さはかつての桃田選手にはなかった要素ではないでしょうか。
それでは、桃田賢斗選手愛用のスポーツネックレスを紹介してみましょう。
桃田賢斗着用ネックレス
V×4パワーネックレスネオ YONEX OPEN JAPAN 限定モデル
桃田選手は非常に注目度が高いトップアスリートなので、スポーツネックレスの着用依頼も多いようです。
これまで「CHRIO(クリオ)」や「AXF(アクセフ)」等のスポーツネックレスを着用しているのを確認しました。
大会によって着用するネックレスを変えているという感じなのかもしれませんね。
そんな中、結構な頻度で着用しているのが画像のスポーツネックレスです。他のネックレスを着用している時にも重ね付けしていたりかなり気に入っている模様。
このネックレスは「マルタカ・パルス」と「ヨネックス」のコラボネックレスで、以前行われた【ヨネックスオープンジャパン】限定アイテムのようです。
★ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン@東京体育館★Vx4×YONEXのネックレスが大会限定で登場!!YONEXロゴの裏には大会ロゴも入ってます(*^^*)かっこいい☆ pic.twitter.com/bL8Hz7kUOS
— ぉまみ (@xomami_) 2017年9月22日
桃田選手と同じピンク色のネックレスがかわいかったので僕も欲しいなと思ったんですが限定品なので残念ながら購入できるところはなさそうです。
ネックレスに2個の磁石がついているのが見えるので、仕様的には現在販売されているマルタカ・パルスの「V×4パワーネックレスネオ」から磁石を2個減らした感じでしょうか。
「V×4パワーネックレスネオ」はプロ野球選手を中心に昨年くらいから着用者が増えてきている厚生労働省の医療機器認証を受けた磁気ネックレスで、効果効能は「着用部位のコリや血行の改善」。
旧モデルはカラーバリエーションにピンクがあったけれど、新モデルはブラック、ホワイト、レッド、ブルー、オレンジの5色展開となっています。まだ旧モデルを販売しているお店もそこそこあるのでピンクがほしい人は探してみてください。
トップ部分のヨネックスマークがかわいいので、このコラボモデルをまた再販してくれないかなと思っています。
ただし、昔販売していたヨネックスマークが大きいのとかトップ部分が黒いプラスチックみたいな素材ではなく、今のマーク小さめでアルミ合金をくり抜いたタイプのを希望します。
桃田選手のファンやヨネックス好きの人には人気が出ると思いますよ。
─追記─
2020年秋にヨネックスの新作ネックレスが販売開始となりました。
桃田選手の着用も確認しています。
炭化チタンチェーンネックレス
桃田選手は【ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2019】【2019年BWF世界バドミントン選手権大会】 では黒のチェーンネックレスを着用していました。
このネックレスはスポーツネックレス業界大手「ファイテン社」の「炭化チタンチェーンネックレス」です。なかなか渋いところをついてきますね。
チタンは強固な不動態皮膜を生成しやすいので、数ある金属の中でもトップクラスに金属アレルギーを起こしにくい素材です。
金属アレルギーは汗や体液等によって金属から金属イオンが溶出(成分が水などに溶けてにじみ出ること)し、人体が本来持つタンパク質と結合することによってアレルゲンとなるタンパク質に変質する事で起こります。
バドミントンなどのように運動量が多く汗をかきやすいスポーツの時に金属のスポーツネックレスを着けたい場合はチタンやオーステナイト系ステンレス(SUS316L等)といった、アレルギーを起こしにくいものがおすすめです。
太めのチェーンネックレスなので重そうに見えますが、チタンは金属アレルギーを起こしくいだけでなく、非常に丈夫で軽いのも大きな特長(スチールの約6割、45cmモデルで約14g)。
チタンの表面をスパッタリング加工し炭化チタンをコーティングした後にファイテン独自の電気加工を施したのがこの「炭化チタンチェーンネックレス」です。
真空中で成膜金属と反応しない不活性ガスを注入して被加工物とターゲットの間に高電圧を印加しグロー放電を発生させ、そのグロー放電によりイオン化されたプラス電荷のイオンがマイナス電荷が印加された被加工物に引き寄せられる事で作られる密着性の良い硬質セラミック薄膜。
成膜金属がチタンのケースでは窒素やアセチレンを注入する事でチタンイオンと結合し「窒化チタン」や「炭化窒化チタン」等のセラミック皮膜が形成される。
まとめ
以上が”バドミントン界の貴公子”桃田賢斗選手愛用のスポーツネックレスです。
バドミントン界だけでなく、スポーツ全体で見ても上位の人気を誇る桃田選手はプレーだけではなく、身に着けているものまで多くの人が注目しています。
今後は東京オリンピックもあり、ますます多くのメーカーやブランドからスポーツネックレスの着用依頼が舞い込むと思いますので注視したいと思います。
世界ランク1位の桃田選手を倒す為に中国やインドネシア、台湾、インド等、たくさんの国の選手たちが徹底的に研究していますが、東京オリンピックで一番上の表彰台に立っている桃田選手を見たいですね。
補筆…金メダルの大本命として期待された東京オリンピックでしたが、世界ランク38位の韓国代表許コウ熈選手に敗れ予選リーグ敗退という結果に終わってしまいました。
2020年1月の交通事故や新型コロナウイルスの影響などでベストコンディションとは程遠い状況かつ金メダルが当たり前という雰囲気の中での戦いは非常に難しかったと思います。
今はゆっくり休んで次の戦いに向けて気持ちを切り替えてほしいですね。
本当にお疲れ様でした。