独自技術である水溶化メタル技術によって生成された「アクアチタン」をネックレスの素材に含浸する(素材に液体を浸して含ませる)事で「体を本来のリラックス状態に導く」「ストレスや疲労の蓄積で狂った心身のバランスを最良に保つ」等の効果が期待できるとされているファイテンネックレス。
この含浸濃度が高いほどより高い効果が期待できるとされており、Xの後の数字を見れば含浸濃度が分かるようになっています(X10、X30、X50、X100等)。
アクアチタンXの後の10や50、100といった数字は、通常の約10倍、50倍、100倍濃度でアクアチタンを含浸しているという意味。この通常というのはアクアチタン技術を開発した初期の頃(2000年代初め)を基準にしていると思われる。
現在販売されているファイテンネックレスのアクアチタン最高濃度は100倍。商品名にX100がついている商品がそれにあたります。
X100シリーズはアクアチタンの効果を最も期待できる商品という事もあり、僕たちのような一般人の他にもトップアスリートをはじめとする多くのスポーツ選手に愛用されています。
メーカー的にも力を入れている商品群のひとつで、メーカーの最高技術と謳っている”メタックスシリーズ”と並んで、おすすめ上位モデルとして推されているシリーズです。
今回は、このアクアチタンXシリーズ最高峰、X100シリーズのおすすめモデルを紹介したいと思います。
RAKUWAネックX100 チョッパーモデル
画像:ファイテン公式サイト
現在ファイテンの知名度アップに最も貢献しているアスリートといえばやはりフィギュアスケートの羽生結弦選手ではないでしょうか。
羽生選手は、圧倒的なセンスとジャンプ、スピン、ステップの全てが最高峰と言われる技術、高い柔軟性、天性の演技力、勝利への強い意志というフィギュアスケートに必要なほぼ全てを兼ね備えたフィギュアスケート界のレジェンドです。
その羽生選手が8歳の時から着用しているのがファイテンネックレス。そして、数あるファイテンネックレスの中でも、2013年から愛用しているのがこの「RAKUWAネックX100 チョッパーモデル」です。
商品の効果についてはどのX100商品もほぼ違いはありませんが、紐やトップ部分の素材・デザインがそれぞれ異なります。
この商品に関しては、留め具と紐接合部に”純チタン”を採用し、紐部分はブラックカラーが”66ナイロン”、ブラウンカラーが”ポリエステル(レザー調)”を採用しています。
純チタンは軽くて丈夫な上、金やプラチナよりも金属アレルギーを起こしにくく、耐食性も高いので肌が繊細な人でも安心してつけられる素材です。
それから、ブラックカラーに採用されている66ナイロンは非常に強度が高く耐久性にも優れているので長期間使用しても毛羽立ちや毛玉ができにくく丈夫な素材です。
上の画像は僕が持っている66ナイロン採用のX100モデル(黒い紐)とポリエステルを採用したX50モデル(4色編み込み紐)の比較です。
同じくらいの期間着けていたにもかかわらず66ナイロンの方はほとんどほつれ等がなくきれいな状態を維持できていますが、ポリエステル素材の方は毛玉や毛羽立ちが目立っているのが分かると思います。
本来痛みやすい紐部分が長い間きれいな状態で維持できるというのはかなりのプラスポイントではないでしょうか。
さらに磁気ネックレスやX50の記事でも書きましたが、ナイロンはポリエステルに比べて速乾性こそ劣るものの雑菌が繁殖しにくく悪臭が発生しにくい性質があります。
僕はお客さんにネックレスをすすめる時、効果に関してはメーカー説明以上の事を話す事はありませんでしたが素材の長所や短所、手入れの必要性やどれくらいの頻度でどのようなメンテナンスが必要なのか、そしてデザイン等については毎回細かく説明していました。
はっきりいってネックレスの効果は個人差があるので人によって全く感じ方が違います。全然効かないという人もいれば長年苦しめられた肩こりが治ったと喜ぶ人もいます。プラシーボ効果も否定できませんしね。
そもそも医療機器の認証を受けた磁気ネックレス以外は肩こりが改善するなんてすすめる行為自体薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)違反になるのでアウトなんです。
本当は各メーカーが無料の貸し出しとか、一定期間着けてみて効果が感じられなかったら返品というシステムで販売すれば一番いいと思うのですが、値段がその分上がるだろうし、そのシステムを悪用する人もでてくるのでなかなか難しいでしょうね。
だからこそ重要なのは素材とデザイン。
この2つは購入後でなくても分かりますから。気に入った素材のもの、好みのデザインのものを選べば、もし購入後に効果を体感できなかったとしてもファッション感覚で着けられますよね。
どんなものを買う時もそうですが、保険をかけた買い物って大事だと思います。
この「RAKUWAネックX100 チョッパーモデル」を買うならやっぱりカラーはブラックがおすすめですね。
理由は上で説明したとおり、ブラックは素材に66ナイロンを使用しているから。
ブラウンはレザー調にポリエステルを加工しているので擦れなんかで繊維が毛羽立ちやすくなるんです。これはチョッパーのブラウンを何百本も売ってきたのでよく分かってます。
ただし、ブラウンは女性に人気のカラーなのでそれを知っても買う人は多かったですけどね。
どうしてもブラウンがいいという人は以下の点を守るとある程度は長くきれいに使えます。
- 洗う時は必ず中性洗剤(エマールとかアクロンといったいわゆる”おしゃれ着洗剤”)を使って押し洗いし、擦らず押さえるように水気を拭き取り完全に乾かす事。
- 入浴時や汗をかくスポーツをする時には外しておく。
- 毛羽立ちを防ぐ為に乱暴な取り扱いは避ける。
10,000円前後と安くはない買い物なので、長くきれいに使えるようにしたいですね。
RAKUWAネックX100 ミラーボール
画像:ファイテン公式サイト
上で説明したチョッパーモデルと並んで人気があるネックレスがこの「RAKUWAネックX100 ミラーボール」です。
このネックレスもフィギュアスケートの羽生結弦選手愛用の商品として有名ですね(2014年頃から「チョッパーモデル」と重ね着け)。
トップのきれいな球形留め具には純チタンを採用し、紐部分はかなり細めで側生地はポリエステル、中芯はエラストマーを採用しています。紐の素材はポリエステルですが、細いので毛玉・毛羽立ちは目立ちません。ただし、メンテナンスに関しては同じように注意が必要。
商品の効果については上でも説明したとおり、他のX100シリーズと変わりませんが、重量がかなり軽いので重いネックレスが苦手な方にはおすすめです。
単体で着けたり、羽生選手のように長めのネックレスと重ね着けしてもオシャレだと思います。
購入や使用の際に注意したいのは2点。
1点目はサイズについてです。
現状、サイズはフィット感を重視した40cmと45cmの2サイズ展開となっています。
手にとって見たり、実際に試着できるファイテンショップや店舗型スポーツ店なら着け心地などが分かりやすいのですが、最近はほとんどの人がネット通販で購入するのでこのあたりが分かりづらくアバウトに購入しがちです。
で、実際商品が届いた時思っていたより短かったり、着け始めは問題なくてもしばらく着けているときつく感じたりという事が多発しているんです。
磁気ネックレスやスポーツネックレスといった健康ネックレスは違和感なく、そしてストレスなく着けられるのが最低条件なのですが、サイズが小さくてきついのに無理をして着けていると首が圧迫されて肩こりや頭痛、めまい等、不快な症状が引き起こされる事もあります。
大手ショッピングモールの商品レビューを見ると、このネックレスを着けて逆に具合が悪くなったという声もありましたが、そういう理由も多いと思います。
個人的には磁気ネックレスではないアクアチタンの商品で具合が悪くなるというのは考えられません。効果が全く感じられないという事はあると思いますが・・・。
ネット通販で購入する時は面倒ではありますが、40cmや45cmの紐をつくって首に巻いてみると分かりやすいと思います。さらに1日中着けたい人は完全にピッタリサイズではなく少し”遊び”がある方がストレスなく着けられるでしょう。
ファッション重視ならジャストサイズの方がきれいに見えるし、重ね着けも映えるので悩むところですが、健康ネックレスを着けて苦しくなったりするのは本末転倒だと僕は思います。
この商品や同じX100シリーズなら後で紹介する「RAKUWAネックX100 チョーカースクエア」等はサイズが小さめなので特に注意が必要ですね。
それからこの商品はマグネットでワンタッチ着脱できるタイプで非常に便利なのですが、このマグネット部分が故障する事がたまにあります。
羽生選手が着けているので激しい運動時でも安心して着けられるイメージがありますが、素材も含めて意外と繊細(壊れやすい)なので、丁寧に扱ってもらいたい商品ですね。
RAKUWAネックX100 チョーカースクエア
画像:ファイテン公式サイト
3つ目は「RAKUWAネックX100 チョーカースクエア」。
この商品も羽生選手が10代の頃に着用していたモデルですね。
トップ部分は純チタン、紐部分は66ナイロンを採用しているので「チョッパーモデル」と同じような着け心地。
デザインがシンプルなのでビジネスでもフォーマルでも問題なく着けられます。
ただし、チョーカーという名前がついているようにサイズは首にフィットする40cmのワンサイズのみ・・・。せめて45cmがあれば販売数はかなり増えると思うのですが40cmだと着けられない人が増えてしまうんですよね。
素材も良く、デザインもきれいなので首回りが細めの方にはかなりおすすめの商品です。
その他のモデル
画像:ファイテン公式サイト
その他、紐に66ナイロンを採用し、トップ部分には軽量と高強度を兼ね備えたカーボンをあしらった最高級モデル「RAKUWAネックX100 カーボン」や同じく紐部分に66ナイロン採用、トップ部分はステンレスの人気モデル「RAKUWAネックX100 リーシュモデル」も販売されています。
効果や着け心地は他のモデルと同じ(着け心地は個人的に66ナイロンが一番良い)なのでトップのデザインが気に入って値段に納得できれば購入の選択肢に入れてください。
まとめ
ファイテン上位モデルXシリーズの紹介は以上となります。
こうやって商品をひとつひとつ見ていくと「羽生結弦選手=ファイテン」という感じがしますね。羽生選手現役引退後のファイテンの売上を心配するレベルです。
- 2011年四大陸スケート選手権(銀メダル)
「RAKUWAネックX100 チョーカースクエア」 - 2011年ロステレコム杯(金メダル)
「RAKUWAネックX100 リーシュモデル」 - 2013年グランプリファイナル(金メダル)
「RAKUWAネックX100 チョッパーモデル」 - 2014年ソチ五輪男子シングル(金メダル)
「RAKUWAネックX100 チョッパーモデル」 - 2014年世界フィギュアスケート選手権(金メダル)
「RAKUWAネックX100 チョッパーモデル」「RAKUWAネックX100 カーボン」 - 2014年グランプリファイナル、全日本フィギュアスケート選手権(金メダル)
「RAKUWAネックX100 チョッパーモデル」「RAKUWAネックX100 ミラーボール」 - 2018年平昌五輪男子シングル(金メダル)
「RAKUWAネックX100 チョッパーモデル」「RAKUWAネックX100 ミラーボール」
最近のファイテンのデザインは個人的にあまりパッとしない(EXTREMEシリーズとか)と思っているのですが、このX100シリーズはどれも個性的かつ攻めすぎてもいない洗練されたものが多い印象です。
何度も書きましたが効果についてはどの商品もほぼ同じなので、紐やトップの素材やデザイン、値段などを比較し好みのものを選んでください。