『福島由紀(ふくしま ゆき)』選手は1993年生まれのバドミントン選手。現在の所属は丸杉ブルビックです。
同じく丸杉ブルビックに所属している同郷の後輩・廣田彩花(ひろた さやか)選手とペアを組み(フクヒロペア)、2016年にはニュージーランドオープンで優勝、2017年には全日本総合選手権を制し、マレーシアオープンでBWFスーパーシリーズ(世界ランキング上位に位置していないと予選のエントリーすら困難な、オリンピックや世界選手権に次ぐ最高峰の大会)初優勝を飾るなど、国内外の大会で実力を示します。
その後も多くの大会で優秀な成績を残し、「ナガマツペア」や「タカマツペア」らと世界ランキングトップの座を巡って、激しい戦いを繰り広げています。
ディフェンス力の高さと粘り強さという日本の伝統に加え、圧倒的なアジリティの高さを活かしたスピードと安定したラリーがフクヒロペアの特長。
廣田選手の前に行くスピードと福島選手の下がるスピード、このローテーションの速さが自分たちの最大の武器だとインタビューで語っていました。
それでは、福島由紀選手愛用のスポーツネックレスを紹介してみましょう。
福島由紀着用ネックレス
RAKUWAネック メタックス ミラーボール
福島選手と廣田選手はスポーツネックレス業界大手「ファイテン社」のネックレスを愛用しています。
スポーツネックレスも数多くのメーカーから数えきれないくらいの商品が販売されていますが、バドミントン界はやっぱりファイテンが強いですね。
画像の福島選手が着けているスポーツネックレスは『RAKUWAネック メタックス ミラーボール』です。
フィギュアスケートの羽生結弦選手が愛用している事でも有名なモデルですが、2019年8月より従来の「アクアチタンX100」からファイテン最高の技術「メタックス」採用モデルへとリニューアルされ、トップアスリートの着用が増えてきています。
金属のチタンを水溶化する独自技術アクアチタンには、「神経調節を介した緊張緩和効果」や「筋・腱機能の回復効果」が期待できるとアクアメタル研究会の研究論文で発表されていますが、メタックスはそのアクアチタンをはじめとする数種のアクアメタルを組み合わせる事でそれ以上の効果が期待できるとされており、現在メーカーが最も力を入れている商品群となっています。
球形の留め具部分には「鏡面加工」を施した純チタンが採用されています。チタンは軽くて強度も高く金属アレルギーも起こしくい、身に着けるアクセサリには最適な素材です。
ミラーボールの新バリエーションとして「ミラーボール ライト」という商品も販売されています。値段はミラーボールより3,000円程安価で買いやすいですが、球形の留め具部分には純チタンではなくアルミが採用されており、実際見るとやや安っぽい感じになっています。
子供が着けるなら可愛い感じで悪くはないと思いますが、個人的には3,000円高くても通常のチタンを使用したモデルがおすすめですね。
その他、福島選手はメタックス採用の「EXTREMEシリーズ」のスポーツネックレスや「チタン水晶ネックレス」等も愛用しています。
ファイテンの商品は中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
まとめ
以上が福島由紀選手の愛用スポーツネックレスです。
日本の新お家芸になってきた感もあるバドミントン。その中でも女子ダブルスは世界ランクのトップ3を独占するなど、目を見張る強さを見せています。
世界でもトップクラスの実力を誇るフクヒロペアは”追われる立場”になっており、国内外のペアに徹底的に研究され対策を立てられているようです。これは男子シングルスで圧倒的な力を示し続けている桃田賢斗選手らも同じですね。
相手に研究・対策に対してまた対策を考えながらプレーするという難しい状況ですが、フクヒロペアは受け身にならずに自分たちが主導権を握れるように強い気持ちでプレーできているように見えます。
自国開催のオリンピックをバドミントン選手として最高の状態で迎えられる福島選手。
熾烈な五輪サバイバルを勝ち抜き出場権を手に入れられるか、今後も注目していきたいと思います。
補筆…フクヒロペアは世界ランク1位として東京オリンピックに臨みましたが、準々決勝で世界ランク3位の中国代表・陳清晨選手と賈一凡選手のペアに敗れました。
対戦成績でナガマツペアに勝ち越しフクヒロペアにも互角と日本選手を得意としている相手に対してベストコンディションとはいえない状況でも懸命に食らいついていく姿に感動しました。
本当にお疲れ様でした。