9月も終わりに近づき朝晩が涼しくなってジョギングやランニングにもってこいの時期になってきましたね。
僕は草野球とサッカーをまともにプレーできるようにする為(30を超えてから少しずつきつくなってきた 笑)にほぼ毎日5~10キロくらい走っていますが、明らかに夏場よりランナーが増えてきたなと感じています。
もしかしたら、先日大盛り上がりで幕を閉じた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の影響もあるのかもしれません。
笹川スポーツ財団の資料では、国内で2018年に年1回以上ジョギングやランニングを実施した人の割合は9.3%(推計実施人口964万人)となっており、基本的には右肩上がりに実施人口は増加しているようです。
昔より走っている人が増えたなと感じていましたが、2000年くらいに比べると2倍くらいジョギングやランニングをする人が増えたんですね。日本国民全体が健康志向になったのでしょう。
さて、本題に入りましょう。
ジョギングやランニング時に目立つのはキャップやウェア、そしてシューズ等ですが、『スポーツネックレス』を着用している人もかなり増えてきた印象です。
元々、肩こり対策や健康の為に磁気ネックレスやスポーツネックレスを着用していた人もいると思いますが、マラソンや駅伝のトップアスリートが着用しているのを見て購入した人も多いのではないでしょうか。
という事で、今回はマラソンや駅伝のトップランナーが愛用している人気スポーツネックレスを販売しているメーカー・ブランドを紹介してみたいと思います。
トップランナー愛用のスポーツネックレス
phiten(ファイテン)
「phiten(ファイテン)」は、京都府京都市に本社を置く健康グッズ製造・販売会社で、「すべては健康を支えるために」をスローガンに、衣食住に関わる様々な健康グッズをリリースしています。
プロ野球、バドミントン、卓球、フィギュアスケート、そして陸上等、様々な競技のトップアスリートが愛用している、業界のリーディングカンパニーですね。
「ヒトが本来持っている力を引き出し、身体を本来のリラックス状態に導く」「ストレスや疲労の蓄積で狂った心身のバランスを最良に保つ」という公式説明に加え、ファイテンの根幹技術である水溶化メタル技術(アクアメタル)を研究している「アクアメタル研究会」の論文では「神経調節を介した緊張緩和効果や筋・腱機能の回復効果」も期待できると発表されています。
マラソンや駅伝のランナーは「チタン水晶ネックレス」や「炭化チタンチェーンネックレス」、2018年に発表されたファイテン最高の技術“メタックス”採用の「EXTREME PERFORMANCE GEAR(エクストリーム パフォーマンス ギア)シリーズ」のネックレスを愛用しているようです。
SEV(セブ)
「SEV(セブ)」は株式会社ダブリュ・エフ・エヌが開発した特許技術を使用した商品ブランド名、及び技術の総称であり、“Safety(安全で)”“Ecology(環境にやさしい)”“Value(付加価値の提供)”の3つの言葉の頭文字をとった言葉です。
SEVも様々な競技のアスリートが愛用していますが、バレーボールや陸上、自転車競技等のトップアスリートが多いイメージです。
メーカー説明を簡潔に説明すると「天然鉱石と数十種の金属を組み合わせて作ったSEVの素材には、本来ヒトやモノが持っている性能・性質を体感できるくらいまで引き出す効果がある」との事。
マラソンランナーとして有名だった藤原新さんはSEVの電子的作用が持久力に大きく関係しているミトコンドリア活性化に繋がると考え愛用していたようです。
一般にはループ部分のカラーを選べる「セブルーパーtypeM」や「セブルーパー type3G」といった「ルーパーシリーズ」が人気ですが、マラソン・駅伝のランナーにはアスリートレーベルの「メタルレールSi」シリーズが人気ですね。
先日、SEVスポーツショールームにコニカミノルタの菊地兄さんが遊びに来てくれました!
SEVネックレスの揺れ加減で今の調子を確認するというコアなあるあるで盛り上がりました!(笑)@sevsports_info @Masato_0918 #SEV #セブスポ #SEVあるある pic.twitter.com/rKf0II2ER9— 楠 康成 Yasunari Kusu (@1bra_mks93) 2019年5月29日
マラソンや駅伝でスポーツネックレスを着けているランナーを見て、「邪魔」とか「おまじない」「ただのおしゃれ」という人もいますが、チェーン系ネックレスやトップにやや重みを感じるネックレスの揺れ具合で現在の調子を確認しているランナーも結構います。
僕がスポーツネックレスを販売している時も、本格的なランナーの方に着け心地やトップ部分の重さ等を詳しく聞かれた事もあり、こちらが勉強になった事も多かったです。
僕たち一般人にはイメージしにくいところではありますが、トップアスリートに話を聞くと「なるほど」と思わせてくれる事が多いですね。
CHRIO(クリオ)
「CHRIO(クリオ)」は「CSE株式会社」が設立したスポーツ用ケアアイテムのブランドネームで、「挑む者を、ゾーンへ」のコンセプトの基、ネックレスやブレスレット、サポーター等、幅広いリカバリー・ケアアイテムを販売しています。
マラソンや駅伝を含む陸上競技、卓球、バドミントンのアスリートが愛用しているイメージがあります。
公式に記載されている効果は「人間の身体をリラックスにより本来あるべき一番良い状態に戻す」「柔軟性に変化を感じることができる」等。
これらの効果は「バイオレゾナンス」の考え方を基にした独自技術「クリオ加工」によってもたらされるとされています。
その他のメーカー・ブランドもそうですが、細かい部分(メーカー・ブランドの概要や特徴)は個別説明のページに簡単に記載しているので読んでみてください。
数年前までは「インパルスネックレス」「マグナネックレス」「アルファリングネックレス」などを着用しているトップランナーが多かったですが、最近はやや減少傾向にあります。
ただし、育成年代や大学陸上の選手で愛用者は多いのでまだまだ人気のあるブランドだと思います。
Colan Totte(コラントッテ)
「Colan Totte(コラントッテ)」は磁気ネックレスの分野でトップクラスの人気をほこる医療機器製造・販売会社で、「健康を主体に、皆様の心からの笑顔が得られる製品を提供する」を基本テーマに掲げ、医療機器認証を受けた管理医療機器のアイテムを販売しています。
ファイテンとシェアを二分している有名メーカーなので様々な競技のトップアスリートが愛用しており、一部の選手とはアドバイザリー契約も結んでいます。
全商品が管理医療機器なので、薬機法(旧薬事法)で厳しく制限されている人体への効果・効能「着用部位のコリや血行の改善」を謳う事が許されており、リカバリーやケア面で効果を発揮する仕様となっています。
5,000円程度で購入可能なエントリーモデルから20,000円程度のフラッグシップモデル「TAOネックレス」シリーズまで幅広い商品展開がなされています。
駅伝・マラソン選手には「TAOネックレス AURA」や「TAOネックレス RAFFI」、「コラントッテ ネックレス LUCE」あたりが人気ですね。
その他
まだまだたくさんのメーカー・ブランドがありますが、とりあえず個別の説明はここまでにして、その他のメーカー・ブランドを簡単に紹介してみます。
RETO(レト)
“3代目山の神”神野大地選手プロデュースのスポーツネックレスです。
神野選手は以前はクリオやSEVを愛用していましたが、現在は2019年8月にリリースした当該ネックレスを愛用しています。
全国に多数いる神野ファンにはおすすめのスポーツネックレスですね。
TDK
資本金300億円、売上高1兆円オーバー(連結)の巨大企業「TDK」が製造・販売しているのが「EXNAS(エクナス)D1」という磁気ネックレス。
世界屈指の磁性技術を誇るTDKがつくった軽量でシンプルなネックレスなのでランナーにはおすすめかと思います。
AXF
現在、スポーツネックレス業界で一番勢いがあるのがこの「AXF(アクセフ)」。
「IFMC.(イフミック)」という特殊な溶出液をネックレスの素材に含浸する事で様々な効果をもたらします。
価格的にも買いやすい事からランナーにも愛用者が増えてきている印象ですね。
まとめ
以上が、マラソン・駅伝のトップランナーが愛用している人気スポーツネックレスです。
もちろん今回紹介したメーカー・ブランド以外にもたくさんのアイテムがありますが、全てを説明する気力はないので有名どころを簡単に紹介させてもらいました。
個別のモデルについてはメーカー・ブランドの個別説明ページを見てもらえばおすすめのものを紹介しています。
スポーツネックレスがパフォーマンスを大幅に向上させるという事は考えられませんが、自分が好きなランナーが愛用しているモデルや気に入ったデザイン・カラーのものを身に着ければモチベーションやテンションを上げる効果はあると思います。
形から入る事もジョギングやランニングを長く続けるコツなので、始めたばかりの人はスポーツネックレスの着用を検討してみてはどうでしょうか。
高価なものは何万円~何十万円もしますが、安価なものなら数千円から購入可能なので、最初はそういったエントリーモデルから試してみてもよいかと思います。
この記事が楽しいジョギング・ランニングライフの役に立てれば幸いです。