『設楽悠太(したら ゆうた)』選手は1991年生まれの陸上選手(長距離走)。現在の所属はHondaです。※2023年7月から西日本鉄道に所属
双子の兄(設楽啓太)の影響で陸上を始め、兄と共に中学・高校(武蔵越生高校で史上初の都大路出場)と駅伝で活躍。東洋大学では酒井俊幸監督の指導の元、食生活を含め多くを学び最終的に4年間で箱根駅伝2回優勝を含め素晴らしい結果を残しました。
ちなみにターニングポイントになったのは2年生時の箱根駅伝。この時7区で区間新記録を樹立したのですが、厳しい練習を積んだ事がしっかり結果につながった事で、兄より劣ると思い込んでいた自分が変わった瞬間を感じたそうです。
Hondaに入社後もチームのエースとして多くの大会で優秀な成績を残し、2016年には10000mでリオオリンピックにも出場しました(28分55秒23で29位)。
リオ後は東京オリンピックを目指してフルマラソンに挑戦(東京マラソン2017から)。適応力の高さを見せ、すぐに日本トップクラスの選手になり東京マラソン2018で2時間6分11秒でマラソン日本男子記録を16年ぶりに更新します。
独特の調整方法や直感に基づく行動など「天才」「異端児」と呼ばれる事もある設楽選手。
オリンピック選考レースであるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の約2か月前にフルマラソンを走ったり、その前の日本選手権で5000mを走ったりと常識にとらわれない行動は多くのマラソンファンに疑問と期待を抱かせます。
スケールの大きさと他の選手に引っ張ってもらう事を微塵も考えていない駆け引きなしの攻撃的なスタイルが僕が設楽選手を好きな理由です。
それでは、設楽悠太選手愛用のスポーツネックレスを紹介したいと思います。
設楽悠太着用ネックレス
設楽選手は大会やその時の気分によってスポーツネックレスを使い分けていますが、最近よく着用しているのは、主にファイテン社とコラントッテ社のスポーツネックレスです。
その中でもインパクトのあったモデルを数種類紹介してみたいと思います。
ファイテン チタン水晶ネックレス
設楽選手が身に着けている透明の数珠風のネックレスはファイテンの『チタン水晶ネックレス』。
水晶の表面にチタンをコーティングし、光の具合でいろいろな色が映し出される美しいネックレスです。一般的な水晶ネックレスと違ってファイテン独自の電気加工が施されおり、それによって様々な効果が生み出されます。
ファイテン独自技術「アクアチタン」が登場するまでファイテン(当時はファイルド社)の主力は水晶ネックレスでしたが、その後は価格的に買いやすいアクアチタン採用の「RAKUWAネックレスシリーズ」がメイン商品になっています。
しかし、美しいデザインや素材的(水晶とチタン)に金属アレルギーの心配が少ない「水晶ネックレス」の人気が再燃し、ここ数年は多くのトップアスリートが愛用するようになりました。
サポート力(メーカーでは薬機法に配慮してパワーの事をサポート力と呼ぶ)はアクアチタンX30相当と高くはありません。
ただ、霊石として古くから「邪気払いの石」「幸運を招く石」として知られている水晶自体の力を求めて着用する選手も数多くいるようです。アスリートの多くは勝負師ですからね。
過酷な練習や数多くの経験を積み自分の能力を限界まで高めるのは当然ですが、限界をわずかでも上積みできると信じて着用しているのかもしれません。
「チタン水晶ネックレス」は水晶の大きさが3mmと5mm、サイズも40cmと50cmが販売されています。
水晶にチタンをコーティングしていない通常の「水晶ネックレス」も販売されています。遠目では分かりづらいので、もしかしたら設楽選手が着用しているのはこちらの可能性もあります。
コラントッテ TAOネックレスAURA(アウラ)
コラントッテ社のフラッグシップモデルである「TAOネックレスシリーズ」の人気商品「TAOネックレスAURA(アウラ)」も着用していました。
トップ部分の「Co」が印象的なデザインのネックレスで、スペックの特長は医療機器の認証を受けている事と、コラントッテの独自技術”N極S極交互配列”の磁石と”ネックループ全体に磁石を10ミリ間隔に配置し、広範囲に働きかける”という特許取得技術を採用している事。
管理医療機器なので「着用部位のコリや血行改善」の効果効能を謳う事ができますが、一般的な磁気ネックレスと違う”全周タイプ”なので、広範囲のリカバリー・ケア効果が期待できます。
「AURA」には形状やカラーが違うものが数種類販売されていますが、トップのサイズがコンパクトになりループも1mm細くなった「スリム AURA mini」を着用している事が多い記憶があります。
「AURA」の詳しい説明や種類やカラー、その他の「TAOネックレスシリーズ」に興味がある人はこちらをどうぞ。
コラントッテ社とアドバイザリー契約を結んだ青山学院大学陸上競技部も愛用しています。
コラントッテ LUCE(ルーチェ)
コラントッテの真っ黒なネックレス『コラントッテ LUCE(ルーチェ)』を着用している時もありました。
「TAOネックレスシリーズ」と同じ全周タイプでコラントッテネックレスの中で最高クラスの効果が期待できるモデルです。
フェライト永久磁石をナイロンコーティングし、ステンレスのワイヤーでつなぎ合わせただけのシンプルで無骨なデザインは型破りな設楽選手によく似合っているなと思ったものです。
最近は、この「コラントッテ LUCE(ルーチェ)」やファイテンの「炭化チタンチェーンネックレス」のようなシンプルで力強いスポーツネックレスの人気が急騰しています。
「コラントッテ LUCE(ルーチェ)」の詳しい説明はこちらをどうぞ。
まとめ
以上がマラソン界の”常識破りの異端児”設楽悠太選手の愛用スポーツネックレスです。
MGCでは「BIG4」の一角として期待されたものの、2時間16分9秒の14位に終わり、代表内定とはなりませんでした。
しかし、序盤~中盤まで1キロ3分のハイペースで走り、代表内定を狙う計算した走りではなく、圧倒的な力を持つ世界の強豪との戦いを想定した世界レベルの走りを目指したその姿勢は高く評価されるべきだと思います。
30キロ地点ですでに顔が真っ赤になっていたので、暑さ対策については準備不足だった感もありますね。
東京オリンピックへの最後のチャンスに賭けて2時間5分49秒という高い壁に挑むであろう設楽選手に今後も注目していきたいと思います。