『國學院大學陸上部』は1890年に創部された歴史あるチームです。※新字体(当用漢字)では国学院大学
ただし、長期にわたって優秀な成績を残す事はできず、箱根駅伝に初出場を果たしたのは2001年の第77回大会。
現在はコンスタントに三大駅伝に出場している國學院大學陸上部ですが、転機になったのは駒澤大学で箱根駅伝初優勝を経験した前田康弘監督の指導を受けた事ではないでしょうか。
「考えて走る事」や「走る以外に何をやるか」等を最先端のトレーニングや栄養管理と併せて重視し、選手・スタッフとのコミュニケーションをしっかり図りながら強化を行ってきた前田監督。
エースの継承にも力を入れており、次代のエース候補を現エースと同部屋にして意識改革・成長を促して”代を重ねるごとに進化する”というスタイルを創り出しました。
その成果は徐々に実を結びはじめ、近年は全日本大学駅伝で6位、箱根駅伝でも7位(往路3位)に入るなど、大会トップ3も十分狙える力がついてきました。
そして最高の状態で迎えた第31回出雲駅伝。
7年ぶりに出場したこの出雲駅伝で2時間9分58秒でゴールし、悲願の三大駅伝初優勝を果たしました。令和最初の学生三大駅伝を制したという意味でも大きな価値がありますね。
それでは國學院大學陸上部が愛用しているスポーツネックレスを紹介したいと思います。
國學院大學陸上競技部選手着用ネックレス
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炭化チタンチェーンネックレス
國學院大學陸上部の選手たちは様々なスポーツネックレスを着用していますが、「ファイテン社」のネックレスを愛用している選手が多いです。
まずは黒いチェーン状のネックレス『炭化チタンチェーンネックレス』を紹介。
強固な酸化被膜を形成する為、金属アレルギーを起こしにくく、丈夫で軽いなど、スポーツネックレスに採用する金属として最も最適なもののひとつがチタン。
そのチタンの表面をスパッタリング加工し炭化チタンをコーティングした後、メーカー独自の電気加工を長時間に亘って施しています。
効果的にはアクアチタンX30相当とそれほど高くはありませんが、機能性とオンオフ問わず使えるシンプルでかっこいいデザインが評価され、ここ数年トップランナーやバドミントン選手等に愛用されています。
チタン水晶ネックレス
『チタン水晶ネックレス』は透明の数珠風ネックレス。
水晶表面にチタンをコーティングし、「炭化チタンチェーンネックレス」同様、特殊な電気加工が施されています。
このネックレスも効果的にはアクアチタンX30相当ですが、水晶とチタンという金属アレルギーの心配が少ない素材が使われている事と単体でも重ね着けでもきれいに見える上品なデザインが人気を博し、多くのトップアスリートに愛用されています。
EXTREME PERFORMANCE GEARシリーズ
ファイテン最高の技術である「メタックス」を採用した『EXTREME PERFORMANCE GEAR(エクストリーム パフォーマンス ギア)シリーズ』のスポーツネックレスの着用も確認。
2018年12月に発表された新ブランドで「自分を磨き、限界を目指す人達をサポートする」というブランドコンセプトの基、ネックレスやブレスレット等が製造・販売されています。
「メタックス」はファイテン独自技術のアクアチタン等のアクアメタルを複数組み合わせたもので、「リラックス効果」「心身のバランスを最良に保つ」(公式サイトより)、「神経調節を介した緊張緩和効果や筋・腱機能の回復効果」(アクアメタル研究会より)といった効果が期待できるアクアチタンよりも高い効果が期待できるとされています。
このシリーズからはデザインや素材が異なる数多くのモデルがリリースされていますが、効果については全て同等とされているので、金額やデザイン、素材を考慮し好きな商品を選ぶとよいでしょう。
國學院大學陸上部の中ではブラックカラーの「RAKUWAネック EXTREME クリスタルタッチ」を着用している選手が数人いました。
その他、2019年8月からメタックス採用モデルにリニューアルされた「RAKUWAネック メタックス ミラーボール」を着用している選手も確認しました。
メタックスシリーズは2~3,000円程度で購入できるものなど、幅広いラインナップが揃っています。
ファイテンは中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
SEV メタルレールSi
陸上やバレーボール、自転車競技、プロ野球等のトップアスリートに人気のブランド「SEV(セブ)」の人気定番モデル『メタルレールSi』を着用している選手もいました。
天然鉱石と数十種の金属を組み合わせてつくられたSEV素材を採用する事で本来ヒトやモノが持っている性能・性質を体感できるくらいまで引き出す効果が期待できるとメーカーは説明しています。
トップマラソンランナーにも愛用者が多いので、効果を実感している選手も多いのでしょう。
まとめ
以上が國學院大學陸上部の選手たち愛用のスポーツネックレスです。
駅伝やマラソンのランナーはファイテン、クリオ、コラントッテ、SEV、AXFあたりを愛用している選手が多いですが、同チームではファイテンとSEVが人気のようですね。
前田監督は、他の大学と比べたら歴史も伝統もないこれからのチームだが、箱根駅伝等に出場する間に徐々にしっかり育てる流れができてきたので、これからも継続したいとインタビューに答えていました。
今回出雲駅伝を制して三大駅伝初優勝を果たしたと同時に、令和最初の学生三大駅伝優勝校としてひとつの歴史をつくった國學院大學陸上部。
しっかりとした育成方針を持ち、有力レースの常連出場校となった事で、自分たちが新しい歴史をつくりたいという有力選手の入部も増えてきているようです。
近い将来、國學院大學陸上部が全日本大学駅伝や箱根駅伝でのトップ3、そして優勝する姿を見られるかもしれませんね。
─追記─
2020年(第96回)箱根駅伝での総合3位本当におめでとうございます。
出雲駅伝は6区間45.1kmですが、全日本大学駅伝は8区間106.8km、そして箱根駅伝は10区間217.1kmと長距離・多人数でのレースになるので、戦える選手たちをいかにして増やしていくのかにも注目していきたいです。
- 相澤 龍明 4年
- 石川 航平 4年
- 木付 琳 4年
- 島﨑 慎愛 4年
- 殿地 琢朗 4年
- 藤木 宏太 4年
- 松延 大誠 4年
- 坂本 健悟 3年
- 中西 大翔 3年
- 伊地知 賢造2年
- 瀬尾 秀介 2年
- 鶴 元太 1年
- 沼井 優斗 1年
- 原 秀寿 1年
- 平林 清澄 1年
- 山本 歩夢 1年
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