『相澤晃(あいざわ あきら)』選手は1997年生まれの陸上選手(専門は長距離走)。2021年現在の所属は旭化成です。
1964東京五輪で10000メートル6位入賞、マラソン銅メダルの2種目入賞を果たした円谷幸吉氏と同じ福島県須賀川市出身。小学生の時に円谷氏の名を冠したクラブ「円谷ランナーズ」で陸上を始めました。
「ガクセキ」こと学法石川高校時代は怪我や貧血の影響もあって頭抜けた成績は残せませんでした。同学年の阿部弘輝選手や後輩の遠藤日向選手などに次ぐ存在だったようです。
しかし、「スピードは若い年代でしか身につかない」という持論を持ち、持久系以上にスピードや神経系のトレーニングを優先する松田和宏監督の指導の下、後に“学生最強ランナー”“学生長距離界ナンバー1”と呼ばれるようになる土台部分をつくる事に成功。
そして東洋大学時代には高校時代に身につけたスピードに加え、タフなメンタルやスタミナ、強靭なフィジカルなど自身に足りなかった部分を強化し好記録を連発。4年目には学生界のエースになるまでに成長しました。
東洋大・酒井俊幸監督曰く、食育とフィジカルトレーニングでの成長が大きかったとの事。厳しいトレーニングに耐えるには身体の強さが重要ですね。
僕の記憶に残っているレースはやはり第96回箱根駅伝での東京国際大・伊藤達彦選手との15キロにもわたるデッドヒートです。あれは本当に凄かった。
大学卒業後は全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)で歴代最多優勝を誇る社会人の名門チーム・旭化成に入社。
2020年12月4日の第104回日本選手権10000メートルで27分18秒75の日本記録を樹立し東京五輪代表内定を勝ち取りました。
21年ぶりの入賞を目指して挑んだ東京五輪では、7000メートル時点までは集団最後尾で粘ったものの徐々に引き離され28分18秒37の17位でゴール。残念ながら目標としていた入賞には届きませんでした。
それでは、相澤晃選手愛用のスポーツネックレスを紹介したいと思います。
相澤晃着用ネックレス
補筆…2021年11月、相澤選手は大阪に本社を置く「株式会社コラントッテ」とアドバイザリー契約を締結しました。
今後磁気ネックレス以外にも世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の合格認証を得たサプリメント(ウェルビィサプリ マルチビタミン&ミネラル)など、様々なサポートを受けるとの事です。
毎日のトレーニングをしている中でコラントッテを愛用しています。
日々自分の体と向き合い、ケアしていくことがパフォーマンスの向上につながると思い、コラントッテを通じ自分でケアできることに満足しています。
デザインも気に入っており、これからもコラントッテを着用し活躍したいです。
TAOネックレスα ARAN
相澤選手が東京オリンピックで着用していたネックレスは人気磁気ギアメーカー「コラントッテ社」のフラッグシップモデル『TAOネックレスα ARAN(アラン)』です。カラーはクラシックゴールド。
ネックレスの効果・効能は「着用部位のこりや血行の改善」。メーカー独自の「N極S極交互配列」と高級モデルであるTAOネックレスシリーズ共通の「ネックループ全体に磁石を10ミリ間隔に配置し、広範囲に働きかける」という特許技術でこりや血行不良に対してより効果的に働きかけます。
採用されている磁石はTAOネックレスシリーズ最高の65mTです。
素材については従来のTAOシリーズと同様にループには磁石をウレタン樹脂コーティングしたもの、トップジョイントには金属アレルギーを起こしにくいサージカルステンレス「SUS316L」が使われています。
汗をかきやすいスポーツ時にも着用しやすい仕様となっています。
「α ARAN」については別ページでもう少し詳しく説明しているので興味のある人は見てみてください。
コラントッテ ネックレス ALT
同じくコラントッテの中級モデル『コラントッテ ネックレス ALT(オルト)』の着用も確認しました。
当該ネックレスはシンプルなデザインと150mTの希土類永久磁石を10個配置した強力仕様が好評で、楽天市場やヤフーショッピングなどの大手モールでもランキング上位に入る人気モデルです。
「ALT」の一番の特徴は“可変式”の磁気ネックレスという点。
トップ部分のジョイントがマグネットになっており、はめ込み方を変える事で「直線型」と「V型」の2パターンに可変可能です。
その時の気分に合わせて形状を変えられる遊び心も人気のひとつだと思います。
ALTは僕も発売当初から愛用しているモデルで別記事でもう少し詳しく説明しているので興味のある人はどうぞ。
AXF COLOR BAND
東洋大時代は人気スポーツブランド「AXF」の『AXF COLOR BAND(カラーバンド)』の着用も確認。
カラーバンドにはさまざまな形状やカラーがありますが、ショートタイプでリフレクターがゴールドの鉄紺カラーを着けていました。ちなみに鉄紺は東洋大のスクールカラーです。
AXFアイテムは「イフミック」という鉱物や水、温泉水を特定の配合・比率で組み合わせた溶出液を素材に含浸する事で、体幹やバランスの強化などが期待できると言われています。
AXFネックレスの詳細は↓の記事を確認してください。
まとめ
以上が“日本長距離界の希望”相澤晃選手の愛用スポーツネックレスです。
相澤選手は自らレースをつくれるのが強みで、全日本大学駅伝や箱根駅伝で区間記録をつくった時も果敢に攻めて順位を押し上げていました。ゲームチェンジャーという言葉がよく似合う選手だと思います。
しかし、世界レベルで見ると男子10000メートル競争はエチオピアやケニアといったアフリカ勢の力が圧倒的。日本人選手は比較的健闘しているものの、まだメダルには手が届いていません。
東京五輪のアフリカ勢のラストスパートを見た時、驚きを通り越して笑ってしまった人も多いのではないでしょうか。
そういう化物たちを相手に戦い相澤選手が感じた事は「まだまだ日本の長距離は世界との差が大きい」という事。単純なスピードやスタミナ以外にも頻繁なペース変化による駆け引きなどに違いを感じたそうです。
「もっと勝負できる種目に転向することも考えていますが、10000メートルを極めて勝負できるようにしたい気持ちもあります」
いずれはマラソンへの転向を考えている節もありますが、五輪を経験した事でさらに成長し、日本人でも10000メートルで戦えるという希望を僕たち陸上ファンに見せてもらいたいという思いもあります。
日本陸上界の新時代を担う相澤選手には今後も注目していきたいと思います。
参考にさせていただいた記事
⇒旭化成陸上部 選手・スタッフ紹介|相澤晃
⇒相澤晃が作り上げた“強い体”世界を目指すきっかけは2019年箱根駅伝
⇒学法石川高・松田和宏監督 相澤晃、阿部弘輝らに授けた「スピード」「人のつながり」
⇒「箱根駅伝から東京五輪へ」驚異の飛躍相澤晃×伊藤達彦スペシャル対談