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トップアスリートとスポーツネックレスの関係性

現在スポーツネックレス業界は健康ブームやスポーツの多様化の影響もあって非常に盛況です。

ビジネスチャンスを求めて次から次に新しいメーカーやブランドが設立され、古くからこの業界にいるメーカーのシェアを奪おうと躍起になっている状態ですね。

商品を売る為に最も大事なのは「自社商品を知ってもらう事」。

並外れた性能や効果がある商品なら放っておいてもある程度売れるのは確かですが、スポーツネックレスというのは作用機序が明らかでないものがほとんどで、中には適当な説明をつけているだけで全く効果がないものも存在します。

効果だけでは販売できない以上、多くの人に商品を知ってもらう為には「広告・宣伝」が必要になります。

そこで登場するのがファンも多く知名度も高いスポーツ選手『トップアスリート』です。

なぜ、アスリートはスポーツネックレスを着けるのか?

プロ野球選手やフィギュアスケーター、プロゴルファー等、現在スポーツネックレスを着用しているアスリートはたくさんいます。

僕の知る限り、アスリートがスポーツネックレスを着ける理由は3通り。

  1. 商品を本当に気に入っていて、自分で買ってでも着けたい
  2. 商品は気に入っていてずっと着けたいが、できればただで貰いたいし宣伝料もほしい
  3. 商品は全く気に入っていないし興味もないけれど宣伝料だけはほしい

1はネックレスメーカーにとっては最高にうれしい事でしょうね。自社商品のデザインや機能性をアスリートが評価してくれるのはメーカー冥利につきると思います。

日本ではあまりない形ですが、MLB(メジャーリーグベースボール)等では割とポピュラーらしく自分で気に入った商品を買って身に着ける事は多いらしいです。

2の形が日本では多いと思います。選手自身も自分が評価している商品を身に着けられ、さらにその商品をただで使わせてくれたり(無償提供)スポンサー契約等を結んでスポンサー料ももらえるというもの。

これは僕的には素晴らしい事だと思います。世界のトップアスリートのように日本でも何億、何十億という大型契約が結ばれるといいですね。

3は完全に宣伝目的でアスリートにお金を払って商品のPRをさせ、試合でしばらくの間着用して終わりという関係です。

公式サイトやSNS等にアスリートの着用画像や感想コメント等を掲載して一般人に商品を周知するやり方で、スポーツネックレス以外でもアパレル関係の宣伝の定番のようなものですね。

登場するアスリートもだいたい決まってます。依頼しやすい選手リストがあるのかもしれません。

そういうアスリートのコメントを見ると「いつも着用しています」とか「効果が凄いので手放せません」等と書いてあるのですが、どこのブランドのサイトにもだいたい同じような事を書いています。

首に着けるネックレスなんてせいぜい1、2本だと思うけれど、それぞれがそんなに良くて手放せないなら一体何本着けるんだろうと心配になりますね 笑

僕的にはこういう宣伝の仕方は好きではありません。

そのアスリートのファンで、一緒のメーカーのものを着けたくてお小遣いやお給料を貯め、やっとの事で購入したのに、もう次のメーカー・ブランドのネックレスを着けている・・・。僕は販売する側だったので落胆したお客さんの顔を何度も見ました。

いい小遣い稼ぎになるのは理解できるし、メーカーも選手もWin-Winの関係なのでしょうけど、ファンにとっては辛い事です。

メーカー・ブランドと結びつきの強いアスリート

3のパターンの選手は多いですが、別に責めているわけでもなく、あくまで個人的に好きではないと思うだけです。古臭い人間なんで 笑

だから、そういう選手とは逆でずっと同じメーカー・ブランドを愛用している選手は凄く好感が持てます。

ファイテンやコラントッテを愛用している選手は長い付き合いをしているイメージがありますね。

有名なところでいえばフィギュアスケーターの羽生結弦選手はファイテンの象徴のような存在ですが、有名になってから契約しているのではなく8歳の時からファイテン一筋でネックレス等を愛用しています。

【フィギュアスケート】羽生結弦愛用のスポーツネックレス
『羽生結弦(はにゅう ゆづる)』選手は、2018年の平昌オリンピックフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりとなる2連覇を達成し、史上最年少(23歳)の国民栄誉賞受賞者となったフィギュアスケート界のレジェンドです。 …

プロ野球選手の丸佳浩選手や山田哲人選手、藤浪晋太郎選手なんかも結構前からファイテンと契約していますよね。

山田選手は道具に並々ならぬこだわりがある選手でスーパースターにも関わらず”ドナイヤ”というメーカーのグラブの市販品を自分で買って使っていた事でも有名。

山田選手のようなスター選手は、大手の用具メーカーと契約を結び、特注品を無償で提供してもらうのが普通ですが、山田選手はグラブのみ、ある小さなメーカーのものを愛用。
そのグラブメーカーとは、東大阪市の「ドナイヤ」。
社員は、社長の 村田裕信(むらた・ひろのぶ)さん・43歳の一人だけ。工場への発注から営業・販売・発送まで、すべて村田さんが行っている個人経営の会社です。
「うちは大手と違って、無償提供はしませんし、プロ用の特注品も作りません。ドナイヤを使っている選手は、皆さん、市販品を自費で買っていただいてます」

社員は社長ただ1人。東京ヤクルトスワローズ・山田哲人選手が信頼を置くグラブメーカー

丸選手も人一倍道具には強いこだわりを持っている選手としてよく名前が出ます。

【読売ジャイアンツ】丸佳浩愛用のスポーツネックレス
プロ野球の2018年オフ最大のニュースは『丸佳浩(まる よしひろ)』選手が広島東洋カープから読売ジャイアンツにFA移籍した事ではないでしょうか。 2007年にドラフト3巡目でカープに加入して以来、順調な成長曲線を描…

そういう選手たちから長い間支持されるという事は良い関係が築けているのでしょうね。

コラントッテも同じようにフィギュアなら宇野昌磨選手、プロ野球なら内川聖一選手等とは長い間契約を結んでいます。

【大分B-リングス】内川聖一愛用のスポーツネックレス
九州アジアリーグ・大分B-リングスの背番号24『内川聖一(うちかわ せいいち)』選手は、2000年にドラフト1位で横浜ベイスターズに指名され入団。 2010年オフにFA権を行使し福岡ソフトバンクホークスに移籍後、202…

節操なしにとっかえひっかえするような選手よりは自分の選んだものを長い間大事に使う選手の方がカッコ良く見えるのは僕だけでしょうか。

まとめ

今回はトップアスリートとスポーツネックレスの関係について思うところを書いてみました。

昔から若干胡散臭いメーカーやブランドはありましたが、最近は特に多いですね。先日スポーツネックレスを販売している企業の方とお話しましたが、以前と比べて怪しいブランドがすごく増えたと言ってました。

まあいくら怪しかろうが値段が高かろうが商品が送られてくる以上、詐欺でも騙しでもありません。

ただ、そういう商品を買う時は効果を期待したり(科学的ではなくスピリチュアル的な説明をしているところが多い)、好きなアスリートが着けているからという理由だけで購入するのは考え物かと。

いくら有名選手が着用していても嫌な感じがするスポーツネックレスは、紹介はしてもあまりおすすめはしないように僕も気をつけたいと思います。

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