『金井大旺(かない たいおう)』選手は1995年生まれの陸上選手(専門はハードル競技)。2021年現在の所属はミズノトラッククラブです。
北海道函館市出身で函館市立本通中学校から北海道でもトップクラスの進学校・函館ラ・サール高等学校に進学。
金井選手は子供の頃から走ることが好きで、小学3年生時から地元の「千代台陸上スクール」に入り週5で練習に通っていたそうです。千代台陸上スクール出身者には男子走幅跳で金井選手同様東京五輪代表に内定した城山正太郎選手などがいます。
歯科医院を営む地元の名士的な家に生まれたこともあって小学生時代からピアノや空手、英会話などさまざまな習い事をしていたようですが、金井選手にとって一番楽しかったのは成長が結果として明らかになる「陸上競技」。その中でも「ハードル競技」に夢中になりました。
高いレベルの文武両道が求められ、基準に達しない生徒は容赦なく落第(留年)→退学というラ・サールでの厳しい学校生活の中でも、金井選手は持前の理論的な考え方で限られた時間を有効に活用し高校2年時の日本ユース大会では2位に入りました。トップとの差はなんと0.04秒。
ハードルで全国トップになってから歯科医の道に進もうと思っていた金井選手はこの僅差の敗北に奮起しさらに練習に打ち込みましたが、最後のインターハイの結果は無念の5位に終わりました。
この結果が金井選手の人生においての大きなターニングポイントになります。
歯科医になるために歯科大に進学するか、それともインターハイで敗れた悔しさを晴らすために陸上に特化した大学に進学するか。
悩んだ結果金井選手が選んだのは高校時代練習に出向き指導を受けた苅部俊二監督がいる法政大学に進学し陸上中心の生活を送ることでした。
個人的には自分の人生を冷静に考えて最善と思う将来を選んだ金井選手を尊重しバックアップしたご両親はなんて素敵な方なんだろうと思いました。お金もかかることですしなかなかできることではありません。
その後の活躍は皆さんの知っての通り、苅部監督の指導のもと自身が走りを参考にするほど尊敬していた先輩・矢澤航選手と厳しいトレーニングに励み、大学3年時にはついに全日本インカレで優勝に輝きました。
大学卒業後はミズノトラッククラブに所属し、2021年4月に開催された織田幹雄記念国際陸上競技大会(織田記念)で13秒16の日本新記録(当時)を樹立して優勝。さらに同年6月の日本選手権で2位に入り東京五輪代表に内定しました。
それでは金井大旺選手愛用のスポーツネックレスを紹介したいと思います。
金井大旺着用ネックレス
TAOネックレスRAFFI(ラフィ)
金井選手が長年愛用しているネックレスは、現在磁気ネックレス業界で最も勢いがあると言っても過言ではない有名メーカー「コラントッテ社」が販売している『TAOネックレスRAFFI(ラフィ)』です。
「RAFFI」には通常カラーのシルバーとブラックの他に少し値段が高いプレミアムカラーのプレミアムゴールドが販売されていますが、金井選手が愛用しているのはプレミアムゴールドです。
職人が手作業でひとつひとつ丁寧に製造しているコラントッテ最高級モデル「TAOネックレス」シリーズの中でも人気の「RAFFI」。
老若男女問わず人気の理由はトップ部分のシンプルで洗練されたデザインだと思います。「RAFFI」の主張しすぎず磁気ネックレスらしくないデザインはオンでもオフでも問題なく着けられるので使い勝手の良さも魅力です。
画像:コラントッテ公式サイト
「RAFFI」はデザイン性だけではなくスペックにもこだわりがあります。
「RAFFI」の効果・効能は「装着部位のこりや血行の改善」。“管理医療機器”の磁気ネックレスとして厚生労働省より効果・効能を謳う事を認められています。
一般的な磁気ネックレスとの主な違いは、①メーカー独自技術の”N極S極交互配列”を採用 ②ネックループ全体に磁石を10ミリ間隔に配置して広範囲に働きかける”という特許取得技術を採用 の2点。
この2点によってより広範囲に強くコリに対して働きかけることができます。
運動時のパフォーマンス向上させるという謳い文句のスポーツネックレスは多いですが、コラントッテの磁気ネックレスは疲労を和らげたり、回復を早めたりといったリカバリーやケアの面で効果を発揮するタイプとなっています。
その他、金属(ジョイント)部分には”サージカルステンレス”と呼ばれている耐食性の高い「SUS316L」を採用し金属アレルギーにも配慮しています。
「RAFFI」には金井選手が愛用しているプレミアムゴールド以外にもトップ部分大きさやループの細さ、カラーリングの違うものがあります。TAOネックレス種類やバリエーションについては下の記事でもう少し詳しく説明しているので興味のある方は見てみてください。
コラントッテの磁気ネックレスは中国など海外でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
まとめ
以上が男子110メートルハードル・金井大旺選手の愛用スポーツネックレスです。
「僕はこのオリンピックが最後の挑戦なので、後がないという状況なので、そういう状況が僕にとってはとてもプラスに活きているので、そういう状況を利用して今回自分の出せる力全てを出したいなと思っています」
金井選手は今回の東京オリンピックを区切りとして実家の歯科医院を継ぐため歯科医の道を再び目指すことを決断しています。人に感謝される仕事である医療従事者になることが昔からの想いだったようですね。
男子110メートルハードルにおいてフィジカル面で劣る日本人がオリンピックや世界選手権で決勝まで進出したことはありません。
しかし、金井選手が持てる実力の全てを発揮し運も味方すれば表彰台を狙うことは決して不可能ではないと思います。ハードリングだけならワールドクラスの選手たち相手にも全く引けを取っていません。
東京オリンピックでベストを尽くし最後の花道を飾ってもらいたいです。
補筆…東京オリンピックでは予選を13秒41の全体10番目の記録で通過しましたが、勝負をかけた準決勝で8台目に抜き足を引っかけてしまい転倒。しかし、離脱はせず26秒11というタイムで最後まで走り抜きました。
全身全霊で挑んだ最後の舞台、本当にお疲れ様でした。
最初で最後のオリンピックへの挑戦が終わりました。できる限りの準備をして望みましたが、力不足でした。
何よりこの舞台で競技をさせて頂けたことに感謝します。このような形で終わってしまい悔しいですが悔いはありません🙇♀️
これまで本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/orXRJLmqQk— 金井 大旺 (@KANAI0928) August 4, 2021
参考にさせていただいた記事
⇒「歯科医か、ハードルか」110mH日本新の金井大旺が明かす進路選択
⇒歯科医目指し五輪で引退決意の金井大旺 110mH五輪メダル級の日本新
⇒金井 大旺|ミズノトラッククラブ