『常山幹太(つねやま かんた)』選手は1996年生まれのバドミントン選手。現在の所属はS/Jリーグの強豪・トナミ運輸です。
小学校に入学前に父の影響でバドミントンを始め、持ち前の粘り強さや器用さを活かして順調に才能を開花させていきます。
全国小学生バドミントン選手権大会シングルスでベスト4、全国中学校バドミントン大会シングルスでベスト4と優勝はできないまでも確かな実績を残し、2013年のインターハイでついにシングルス優勝(ダブルス準優勝)を果たします。
その後は全日本ジュニアバドミントン選手権や全国高等学校選抜バドミントン大会のシングルスでも優勝を飾り日本でもトップクラスのバドミントン選手へと成長。
2015年には多くの有名バドミントン選手を輩出している実業団の強豪・トナミ運輸に入社し、国内大会だけでなく国際大会でも活躍しています。
2018年にはA代表にも選出。多くの国際大会で優れた成績を残し、日本では世界ランキング1位の桃田賢斗選手に次ぐ12位で東京オリンピックの出場権を獲得しました。
世界トップレベルの粘り強さを武器にしたストローク戦に絶対の自信を持ち、相手の虚をつく様々なショットを組み合わせるトリックスターの一面も。得意なショットがクリアーというところからも常山選手の特異性が窺い知れます。
さらに試合開始後わずかな時間で相手のクセやスタイルを見抜く驚異的な観察眼も常山選手の大きな武器。相手を徹底的に分析したのちに世界トップクラスのバドミントンIQを活かして攻略法を組み立てる頭脳派でもあります。
性格は明るく陽気で、いじりいじられと攻めも受けもこなすムードメーカー(笑
そんな性格もあってか、長短の多彩なショットを自由自在に操り楽しそうにプレーしている常山選手を見るとむずむずとバドミントンをしたい気持ちが溢れてくるのも興味深いですね。
それでは、常山幹太選手愛用のスポーツネックレスを紹介してみましょう。
常山幹太着用ネックレス
ファイテン チタンチェーンネックレス
常山選手が着用しているシルバーとブラックのチェーンネックレスはスポーツネックレス業界大手「ファイテン社」の『チタンチェーンネックレス』と『炭化チタンチェーンネックレス』です。
バドミントン選手にファイテンネックレスを愛用している選手は多いですが、常山選手はその中でも有数のファイテンファン。
レジェンドファイテン販売者の「ファイテンのおばちゃん」こと辻岡さんとも大の仲良しです。
画像引用:ファイテンのおばちゃんのブログ
常山選手が高校2年生の時のインターハイで初めてファイテンのおばちゃんに会いケアを受けてからネックレスやウエアなど様々なファイテンアイテムを愛用しています。
ファイテンおばちゃんが足を怪我した時には嘉村選手と一緒に電話でお見舞いを言うなど優しい面も。
肝心のネックレスについてですが、素材はチタンチェーンネックレスは純チタンが、炭化チタンチェーンネックレスはチタン表面をスパッタリング加工し炭化チタンをコーティングしたものが使われています(留め具はステンレス)。
チタンは最も生体親和性が高い金属のひとつで、金属アレルギーを起こしにくい点は皮膚と接するアクセサリーの素材に適しています。
汗や体液などによって肌に接した金属からイオンが溶出し人体が本来持つタンパク質と結合することによってアレルゲンとなるタンパク質に変質するという金属アレルギーのメカニズムを考慮すると、汗をたくさんかくスポーツ時に身に着ける金属には最大限の注意が必要です。
安全性の高さに加えて鉄の約6割という軽さもチタンの大きな魅力。
重量はチタンチェーンネックレスが40センチサイズで約12グラム、50センチサイズでも約15グラム、炭化チタンチェーンネックレスも45センチサイズで約14グラムと一般的なチェーンネックレスに比べるとかなり軽量です。
ネックレスの効果についてはファイテンの主力商品「RAKUWAネックレスシリーズ」に例えるとアクアチタンX30相当となっています。
効果的には現在主流のメタックスやアクアチタンの最高峰X100などと比べると劣りますが、大事に扱えば長期間使える丈夫さやオンオフ問わず着用できるシンプルでかっこいいデザイン性は代えがたいものがあると思います。
その他、メタックスを採用した「EXTREME PERFORMANCE GEAR(エクストリーム パフォーマンス ギア)シリーズ」を着用している姿も確認しています。軽さが特徴のワイヤー系のネックレスを愛用しているみたいですね。
ファイテンの商品は中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
まとめ
以上がバドミントン界屈指のトリックスター・常山幹太選手の愛用スポーツネックレスです。
座右の銘を聞かれた時に「女性は裏切るけど努力は裏切らない」と答えたり、三菱自動車京都に所属するお兄さんの常山明良選手との対戦後に「向こうには器用さがなくて僕はけっこう器用なほうなので~兄貴はバドミントンがうまくないほうだったけど~」というコメントをするなどユーモア溢れる性格に注目が集まっていますが、バドミントンの実力は超一流。間違いなく天才です。
東京オリンピックでは金メダルの可能性が非常に高い桃田選手に多くの目が集中すると思いますが、それを逆にプラスにしてリラックスして試合に臨みいつの間にか表彰台の高いところにいたなんて事も十分あり得ると思います。
トナミの黄色いユニフォームやジャージを着ているとドルトムント時代の香川真司選手に似ている感もある渋い系のイケメン選手なので是非注目して常山選手の試合を見てみてください!
補筆…東京オリンピックでは決勝トーナメントに進出するも1回戦で世界ランキング5位のインドネシア代表アンソニー・シニスカ・ギンティン選手に敗れました。
格上の強敵相手でしたが、常山選手らしいプレーも随所に見られたと思います。
本当にお疲れ様でした。
参考にさせていただいたサイト