伊藤美誠(いとう みま)選手は2000年生まれの卓球選手。現在の所属はスターツSCです。
平野美宇選手や早田ひな選手らと共に「女子卓球黄金世代」の一人に数えられ、圧倒的な実力で世代を引っ張る存在です。
2歳頃から卓球をはじめ、数々の最年少記録を樹立した事で早くから卓球界では話題の選手でしたが、一般の人たちに知られるようになったのは2016年に卓球史上最年少(15歳300日)でオリンピックメダリスト(女子団体:銅)になった時ではないでしょうか。
オリンピック後も国内外の大会で活躍し、国内では石川佳純選手や平野選手らと、海外では中国勢としのぎを削っています。
戦型はラケットの両面に性質の異なるラバーを張る「異質型」ですが、柔軟な戦術変更ができる引き出しの多さが伊藤選手の一番の強み。
僕的には、小柄な体格を活かした圧倒的なアジリティの高さ、フォアハンドの強烈スマッシュ「美誠(みま)ぱんち」をはじめとする300以上の多彩な技、どのような状況でも自分の実力を発揮できるメンタルの強さが伊藤選手の魅力だと思います。
それでは、伊藤美誠選手愛用のスポーツネックレスを紹介してみましょう。
伊藤美誠着用ネックレス
伊藤選手は2015年に健康ネックレス業界大手の「コラントッテ社」とアドバイザリー契約を結んでいます。
コラントッテのネックレスを愛用しているアスリートは多いですが、アドバイザリー契約を結べるのは各競技で実力や人気のある一握りの選手だけ。
さすがは国内外でトップクラスの実力を持つ伊藤選手ですね。
TAOネックレスAURA(アウラ)
伊藤選手が着用しているのはコラントッテのフラグシップモデル「TAOネックレス」の人気商品『TAOネックレスAURA』です。
伊東美誠選手のコメント
卓球は動きの激しいスポーツですが、AURA miniはどれだけ動いてもトップが首元にぴったりフィットして自分の体に合っています。おしゃれでコンパクトなデザインで、いろんなカラーがあるのですが、私はピンクがお気に入りです。競技中は前傾の姿勢をとることが多く、首と肩に負担がかかります。コラントッテのネックレスを着けてからはその負担が軽減され、ずっと着用していると、はずしたときに違いを実感します。
トップ部分の「Co」が印象的な「AURA」は多くのアスリートに人気のモデルで、プロ野球、フィギュアスケート、プロゴルフ、陸上等、あらゆる競技のトップアスリートが愛用中。
「AURA」にはカラーや形状が異なるものが数種類ありますが、伊藤選手は気分によってカラーや種類を変えているようですね。
現在「AURA」には標準カラーのブラック、ブラックレッドラメに加えてプレミアムカラーであるプレミアムゴールド(値段は若干アップ)という3種類のカラーバリエーションがあります。
さらに、ループ幅(紐の太さ)が通常のAURAより1mm細くなり(4mm→3mm)トップ部分もよりコンパクト(重量も約45%軽量化)になった商品「スリム AURA mini」も発売されています。
画像:コラントッテ公式サイト
伊藤選手は「スリム AURA mini」をよく着けていますが、全体的に通常の「AURA」よりもすっきりしているのでこちらの方がよく似合っている気がします。個人的には女性や中性的な男性はスリムの方がおすすめですね。
ネックレスの素材は、ループ部分に樹脂コーティング磁石、トップ部分にはステンレス(SUS316L)が使われており、プレミアムゴールドは24金仕上げ、「スリム AURA mini」は18金仕上げが施されています。
ループに採用されている樹脂コーティング素材は水や汗に弱くはありませんが、ウォータープルーフマークがついたシリコンループの商品に比べると耐水性に劣るので、お風呂等では外しておいた方が懸命です。
金属部分に採用されている「SUS316L」はステンレスの中でも特に耐食性に優れており、チタン等と同じく金属アレルギーの心配が少ないといわれています(「サージカルステンレス」とも呼ばれている)。
性能面での主な特長は、医療機器の認証を受けている管理医療機器磁気ネックレスである事、そしてメーカー独自技術の”N極S極交互配列”を採用しネックループ全体に磁石を10ミリ間隔に配置して広範囲に働きかける”という特許取得技術を採用している事。
管理医療機器の磁気ネックレスなので「装着部位のこりや血行の改善」の効果・効能を謳う事が厚生労働省より許されています。
最近は体幹やバランスの強化を謳ったスポーツネックレスが人気ですが、このネックレスはリカバリーやケアといった回復面に重きを置いた仕様になっています。
伊藤選手がコラントッテのネックレスを愛用し始めた当初はエントリーモデルである「ワックルネックTWIN」を着用していましたが、「ネックレスを着けるようになってから首を痛める事が少なくなってきて、特にずっと着けていると外した時に違いを実感します」とコメントしています。
TAOネックレスARAN(アラン)
2020年は「AURA」によく似たトップの形状をした新モデルのネックレスの着用も確認しました。
幾何学的なデザインの「Co」マークが印象的なこのネックレスは2020年11月18日発売の新作ネックレス『TAOネックレス α ARAN(アルファ アラン)』の伊藤美誠選手専用モデルだと思われます。
11月現在販売されているカラーはシルバーとクラシックゴールドのみで伊藤選手が着用しているピンクラメ風のカラーは市販されていません。
フィギュアスケーターの宇野昌磨選手の専用モデル「コラントッテ TAO ネックレス スリム ARAN mini【SHOMA2020】」は数量限定で3月に販売されたので、今後伊藤選手モデルも販売される可能性はあると思います。
スペック面は上で説明した「AURA」とほぼ同等ですが、市販モデルの「α ARAN」は磁束密度が65mTに強化され、「TAOネックレス」シリーズで最も強力なモデルとなっています。
スリム ARAN mini【BR】
東京オリンピックで着用していたモデルですが、トップの形状はARANでカラーはレッド系、ループはブラウンという特徴から『TAO ネックレス スリム ARAN mini【BR】』のように見えます。
当該ネックレスはARANの限定バージョンとして直営店及びWEB認定店限定で販売されていたモデルです。
通常の「ARAN」との違いはトップ部分の大きさとループ径、そして磁束密度です。
「ARAN mini」のほうがトップがコンパクトでループも細くなっており、磁束密度は55mTと通常の「ARAN」に比べてやや弱くなっています。
数量限定で販売されたモデルなので現在は売り切れ状態となっていますが、ブラウンループは女性に人気なのでクリスマスなどプレゼントの時期になると再販される可能性はあります。
「AURA」や「α ARAN」を含めコラントッテのフラグシップモデル「TAOネックレス」シリーズは、他の磁気ネックレスに比べると比較的高価な商品が多いですが、日本の職人が手作業でひとつひとつ製造している事を考えれば理解できます。
《動画:コラントッテ公式-クラフトマンシップ》
TAOネックレスは「AURA」の他にもトップ部分の形状が違うものが数種類あります。僕がおすすめするTAOネックレスは「AURA」、「RAFFI」あたりですね。TAOネックレスについては下の記事でもう少し詳しく説明しています。
コラントッテやファイテンといった人気メーカーのスポーツネックレスは中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
まとめ
以上が伊藤美誠選手の愛用スポーツネックレスです。
男子では張本智和選手、女子では伊藤選手や平野選手、早田選手等、若い選手が頑張って世界ランキングの上位に位置しているのを見ると今後の日本卓球界の躍進が楽しみになってきますね。
もちろん最強中国の壁は途方もなく厚いですが、中国勢と互角に渡り合える伊藤選手を中心に勢力図を塗り替えてほしいなと。
今後は調子の波をできるだけなくし、中・長距離でのラリーを磨いて「大魔王」の地位を確固たるものにしてほしいです。
補筆…2021年7月26日、伊藤選手と同じく静岡県磐田市出身の卓球界のレジェンド・水谷隼選手と組んで臨んだ東京オリンピック卓球混合ダブルスで、中国の許(キン)選手と劉詩(ブン)選手を破って見事金メダルを獲得しました!
日本が卓球で金メダルを獲得したのは史上初です。
本当におめでとうございます!ナイスプレーでした!!
参考にさせていただいたサイト