「磁気ネックレス」や「スポーツネックレス」を製造・販売しているメーカーやブランドは数多くありますが、その中でもトップクラスの人気を誇っているのが大阪に本社を置く磁気健康ギア製造・販売メーカーの『株式会社コラントッテ』です。
前身であるアーク・クエスト社を1997年に設立以来、「健康・元気・笑顔」を基本テーマに掲げ、医療機器の磁気ネックレスや腕用磁気アクセサリー、サポーターやウェアなどのアイテムをリリースし続けています。
コラントッテネックレスの中でも最高級の「TAOネックレスシリーズ」は一般人だけではなく数々の競技のトップアスリートにも愛用されており、2020年に行われた日本マーケティングリサーチ機構の調査によると【セルフケアグッズ満足度】【肩・首のコリを改善したい人が欲しい】【アスリート着用率】の3部門で1位を獲得しています。
今回は2020年11月18日に新発売の磁気ネックレス『コラントッテ TAO ネックレスα ARAN』の概要や感想を書きたいと思います。
コラントッテ TAO ネックレスα ARAN
α ARANの概要
- 医療機器認証番号:226AGBZX00008A02
- 適応サイズ:M(43cm)、L(47cm)、LL(51cm)
- カラー:シルバー、クラシックゴールド
- 材質:【本体】樹脂コーティング磁石【トップジョイント】ステンレス(SUS316L)※クラシックゴールドはイオンプレーティング加工
- 磁石:樹脂コーティング磁石 65mTを10mm間隔でN極S極交互配列
カラーはシルバーとクラシックゴールドの2カラー。
価格はシルバーよりもプレミアムカラーであるクラシックゴールドのほうが2000円ほど高く設定されています。
追記
通常モデルよりループを細く(3mm径)、トップもコンパクトにしたブラウンループバージョン『TAO ネックレス スリム ARAN mini【BR】』が数量限定で発売されることになりました。
カラーは「シャンパンゴールド×スノーブルーラメ」と「シャンパンゴールド×ルビーレッドラメ」の2色展開。サイズはM(43cm)とL(47cm)の2サイズです。
コンパクトなデザインやループ&トップ(18金仕上)の柔らかいカラーリングは女性向き。プレゼントとして贈ると喜ばれそうですね。
注意が必要なのは通常モデルと違って採用されている磁石の磁束密度が55mTだという点。通常モデルは65mTと限定モデルより強力仕様になっているので間違えないようにしてください。
購入できるのはコラントッテオフィシャル(公式)ショップのみ。
読み方と名前の由来
「α ARAN」は「アルファ アラン」と読みます。
「ARAN」の由来は、アイルランド・アラン諸島で発祥した編模様“アラン模様”です。
アラン諸島の人々が厳しい自然環境の中、自然に願いや感謝を捧げ、 大切な人のためにひと針ひと針編んだセーターのように「コラントッテ TAO ネックレスα ARAN」にも大切な人に笑顔になってほしいという思いを込めました。
「α ARAN」のデザイン
「α ARAN」はコラントッテの「Co」のマークを幾何学的にデザインした印象的なトップが最大の特徴ですが、このデザインを選んだのはフィギュアスケーターの宇野昌磨選手です。
実は「α ARAN」は2020年3月に数量限定で販売された宇野昌磨選手専用モデル「コラントッテ TAO ネックレス スリム ARAN(アラン) mini【SHOMA2020】」を一般向けにした商品。
両者の違いは磁束密度と細かいデザイン。
宇野昌磨モデルのほうは磁束密度が55mTと「α ARAN」よりやや弱く、スリムタイプなのでループ部分も3mm(「α ARAN」は4mm)と細くすっきりしたデザインになっています。カラーもシャンパンゴールド×ブラックラメの専用カラー。
磁気ネックレスとしては同条件の場合、磁束密度が強いほうがより高い効果を期待できるので「α ARAN」のほうが効果の面では優れているといえるでしょう。デザイン(カラーやラメの有無)に関しては好みの問題ですね。
ちなみにコラントッテの看板商品である「TAOネックレスAURA」とのデザインの違いは上画像のとおり。
「α ARAN」は枠がひとつ増えて、より重厚なデザインになったと感じました。
大人気アイテムだけあって「AURA」のデザインは完成されているので、どちらのデザインが優れているとはいえませんが、個人的には「α ARAN」のほうがより男性的なデザインだと思います。
磁気ネックレスとしての性能・効果
TAOシリーズ最高の65mT磁石を採用
公式サイト発信の「α ARAN」の売り文句は“TAOネックレスシリーズ最高の磁力スペックの新モデル登場”。
TAOネックレスシリーズの最大の特長はループ全体に永久磁石を10mm間隔に配置している事ですが、従来のモデルの磁束密度は55mTでした。
これに対して「α ARAN」に採用されている磁石の磁束密度は65mT。
商品紹介ページには“シリーズの中で磁力が最も強く高い効果が期待できます”と記載されています。
65mTのTAOネックレスシリーズと聞いて思い出すのは数年前に廃盤になった「TAOネックレス CREO(クレオ)」。
デザインは好き嫌いがあると思いますが、効果の面では非常に評価されていたモデルです。
「α ARAN」は、公式にも“TAOシリーズの中で最高のスペックを誇る磁気ネックレス”と書かれていた「CREO」以来の65mT採用モデルになります。
個人的にコラントッテのネックレスに求められているのはデザインと磁気ネックレスとしての効果だと思うので、技術的に問題がないのであればより高い磁束密度のものを採用してほしいですね。
独自配列「N極S極交互配列」と特許取得技術
一般的な磁気アイテムによく使われている「同方向同極配列」よりも広範囲に高い効果が期待できる「N極S極交互配列」を採用し、上でも少し触れたようにTAOネックレスシリーズの特長である、10mm間隔でループ全体に磁石を配列する特許取得技術も採用されています。
ループ後部にのみ磁石が配置されている磁気ネックレスに比べて、ループ全体に磁石が細かく配置されている全周タイプのネックレスは、より広範囲からコリに対してアプローチできます。
金属アレルギーを起こしにくい素材を採用
コラントッテは以前からアレルギーをできるだけ起こしにくい金属素材を商品に採用しています。
金属アレルギーは一度なってしまうとほとんどの人が一生治ることはないので金属を使ったネックレスを着用する際はネックレスの素材に何が使われているのかに注意する必要があります。
「α ARAN」のループ部分は永久磁石をウレタン樹脂でコーティングしたものなので問題はなく、金属ジョイント部分には“サージカルステンレス”とも呼ばれる高品位のオーステナイト系ステンレス「SUS316L」が採用されています(クラシックゴールドはステンレスにイオンプレーティングを施している)。
一言にステンレスといってもたくさんの種類があるので、具体的な種類を記載している点は高く評価できますね。
「α ARAN」に対する個人的感想
10月1日に新発売の「コラントッテ COA ネックレス LECT」「コラントッテ ネックレス ALT」に続いてのリリース。
コラントッテは磁気ネックレス業界を牽引しているメーカーだけあって不況下でも勢いの強さを感じますね。
僕は、ほぼ同じデザインである「スリム ARAN mini」を持っていることと同じく新商品の「ALT」を購入したので、とりあえず今回の「α ARAN」はパスしようと思っていますが、個人的に「α ARAN」は今後間違いなく人気モデルになると予想しています。
デザインは大人気モデルの「AURA」を継承し、磁気ネックレスとしてのスペック面もTAOネックレスシリーズ最強を謳っているので、コラントッテファン、特に「CO」や「AURA」を現在愛用している人などは確実に興味を持つことでしょう。
すでに何人かのトップアスリートが着用しているところも確認したので今後さらに露出が多くなると思われます。
シンメトリーなデザインが硬派なので「α ARAN」は男性、「AURA」は女性によく似合いそうな気がしますが、どのような層に人気が出るのか今後も注目したいと思います。