永久磁石を使用した『磁気ネックレス』の分野で一二を争う知名度を誇る人気メーカー【コラントッテ社】。
コラントッテの磁気ネックレスでは10000円程度で購入できる中級グレード「クレストシリーズ」や20000円程度の最高級モデルである「TAOネックレスシリーズ」が有名ですが、2020年10月1日から新しいモデルが加わりました。
新作磁気ネックレスは2点。
1点目は80mTの希土類永久磁石を内蔵したバー型カプセルとボールパーツを組み合わせたループ、「Co」のブランドマークをモチーフにしたスクエアデザインのトップが印象的な高級モデル『コラントッテ COA ネックレス LECT(レクト)』。
「LECT」は磁石14個を25mm間隔に配置した全周タイプのネックレスなので効果にも期待できデザインも非常にきれいですが、トップ部分のスクエアデザインが自分に似合わないと思ったので今回はパスしました。
食指が動いたのはもう1点の方。
水に強いシリコンループと、気分によってV型もしくは直線型に形を変えられるトップジョイントを採用した中級モデル『コラントッテ ネックレス ALT(オルト)』です。
「ALT」は、シンプルなデザイン、150mTの希土類永久磁石を10個配置した強力仕様、そして価格も10000円程度と人気磁気ネックレスの条件をしっかり満たしています。
今回はこの「コラントッテ ネックレス ALT(オルト)」の概要や特長、実際に手に取ってみた感想などを書いていきたいと思います。
コラントッテ ネックレス ALTの概要と特長
ALTの概要
- 医療機器認証番号:301AGBZX00080000
- 適応サイズ:M(47cm)、L(51cm)
- カラー:ブラック×ゴールド、ブラック×シルバー、ブラック×ブラック
- 材質:【本体】シリコン【トップジョイント】ステンレス(SUS316L)
- 磁石:希土類永久磁石150mT(1500G)10個をN極S極交互配列
ALTという言葉の意味
商品名「ALT(オルト)」の意味については公式サイトでも特に触れられていませんが、英語で【交互に、代わる代わる】という意味である「Alternate(オルタネート)」の略なのかなと勝手に予想しています。
このネックレスのウリのひとつはトップの形状を変えられる事(直線型orV型)。
その時の気分によって【交互に】トップの形状を変え楽しんでください、という意味が込められているのかもしれませんね。
3カラー、2サイズ
現時点で販売されているカラーは「ブラック×ゴールド」「ブラック×シルバー」「ブラック×ブラック」の3カラー。
今回は一番無難な「ブラック×シルバー」にしましたが、「ブラック×ブラック」は硬派で男性に人気が出そうだし、「ブラック×ゴールド」も歴代のコラントッテネックレスではプレミアムカラーとして後で追加される人気カラーなのでどれにしようか小一時間悩みました。
サイズはM(47cm)とL(51cm)の2サイズ。
男性でも普通の首の太さならMでも問題なく着けられると思います。ただ、男性がMサイズを着けると、チョーカーくらいにとまではいかないまでも鎖骨の上くらいにネックレスが収まると思うので、ゆったり着けたい人はLサイズを選ぶのが無難かと。
水に強く金属アレルギーを起こしにくい素材
ネックレスの素材にはループ部分に「シリコン」、トップ部分には「SUS316L」というステンレスが採用されています。
「シリコン」は長時間水に浸けても吸水量が1%ほどと極めて優れた耐水性を持つ素材。
「SUS316L」はサージカルステンレスとも呼ばれる耐食性の高い金属で、チタンなどと同様に金属アレルギーを起こしにくい素材です。
素材に「シリコン」と「SUS316L」を採用することで、汗をたくさん掻いたり水に浸かるスポーツ時や入浴時でも着けたままで大丈夫な「ウォータープルーフ(防水)仕様」となっています。
150mTの強力希土類磁石を10個配置
磁石は150mTの希土類永久磁石を10個配置。
希土類永久磁石というのは一般的な磁気ネックレスによく使われるフェライト磁石より磁力が強いサマリウムコバルト磁石やネオジム磁石の事です。
人気モデルである「クレスト」などと同じようにループの後部に磁石を配置。
もちろん配列はメーカー独自の「N極S極交互配列」です。
160mT×8個の「クレスト」に比べるとALTのほうが一つあたりの磁力はやや弱くなりましたが、磁石の数を増やすことによってしっかりコリにアプローチできる仕様になっています。
ALTの特長
シンプルなデザイン
磁気ネックレスはスポーツ時に映える派手なデザインのものが多いですが、コラントッテのネックレスには人気モデルである「クレスト」や「RAFFI」など、日常使いを想定したシンプルなデザインのものも存在します。
ファイテンのネックレスでも「チョッパーモデル」や「ミラーボール」「チョーカースクエア」など、シンプルなデザインのものが人気ですが、やっぱり多くの人が“健康ネックレスっぽくないデザイン”のものを求めているんだと思います。
可変式ネックレス(直線型とV型)
「ALT」の一番の特長といってもよいのが【可変式】である事。
トップジョイントはマグネットになっていて、カチッとはめこむ事で、「直線型」と「V型」の2パターンに可変できます。
僕は「直線型」が気に入っていますが「V型」もスッキリしていていいですね。
あと、コラントッテに限らずジョイントにマグネットを採用しているネックレスはくっつきが甘く外れやすいのがマイナス点ですが、この「ALT」については「マグネット+はめこみ」だからか今のところ簡単に外れる感じはありません。
1点不満を挙げるなら、鏡を見ないと上手に着け外ししたり形を変えたりできない事でしょうか。試しに他の人にチャレンジさせたところ全く問題なく着け外しできていたので、僕のような不器用な人限定だと思いますが 笑
ALTの感想
最後に「コラントッテ ネックレス ALT」をしばらく着けてみた感想を。
今回購入を決めた理由は、シンプルなデザイン、ウォータープルーフ仕様で一日中外さないでOKな事、最低「クレスト」と同じくらいの磁力がある事、そして今まで見たことがない「可変式」の磁気ネックレスである事です。
コラントッテのネックレスは「ALT」が初めてではなく、「クレスト」「RAFFI」「CREO」「ARAN」などを愛用しているので、各々の磁力が及ぼす効果の違いについては体感ではよく分かりませんが、デザイン(可変も含めて)や使い勝手については気に入っています。
「ALT」は「クレスト」に比べてループの太さが1mmほど細くなり、よりスッキリとした感じになっています。ごつさが軽減されているので女性にも合うかと。
TAOネックレスシリーズの「CREO」と比較すると大体同じくらいの太さ。
ただ、シリコン素材はやっぱり埃やゴミがくっつきやすいです・・・。
「CREO」などTAOネックレスシリーズのループ素材には磁石をウレタン樹脂コーティングしたものが採用されているので、埃やゴミ、動物の毛などがくっつきにくく、肌触りもサラッとしていて非常に快適。
TAOネックレスシリーズはウォータープルーフ仕様ではないので使い勝手の面では「ALT」に軍配が上がりますが、着け心地の面ではやっぱり高いだけのことはあってTAOネックレスシリーズの方が上ですね。
とはいえ、「ALT」もデザインはきれいだし、スペック面も値段を考慮すればバランスはかなり良いと思います。
それから、10000円くらいの中級グレード磁気ネックレスはコラントッテ以外のメーカーも含めてそれほど多く販売されていないので需要は十分。
あくまで個人的な予想ではありますが、この「ALT」は人気モデルになるのではないかと思っています。
10000円くらいのシンプルな磁気ネックレスで、強力磁石を採用していて、使い勝手が良く、ついでに可変式のものを探している人にはおすすめの商品です。
コラントッテの商品は偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。