『廣瀬隆喜(ひろせ たかゆき)』選手は1984年生まれのボッチャ選手(BC2クラス)。2021年現在の所属は総合レンタル業の西尾レントオールです。
先天性の脳性麻痺による四肢体幹機能障害を抱えており現在は車いすで生活されています。
廣瀬選手がプレーしている「ボッチャ(boccia)」はイタリア語で“ボール”を意味し、比較的重い障害のある人のために考案されたヨーロッパ発祥のスポーツです(原型はフランス発祥の「ペタンク」と言われている)。パラリンピックの公式種目。
赤と青のボールを投げて白いボールに近づけたほうが勝ちという至ってシンプルなスポーツですが、相手のボールに当てて動かしたり自分のボールで邪魔をする戦術もあり、テクニックと共に頭脳戦も楽しめる奥深さが魅力。廣瀬選手曰く、性格が悪いほうが勝つゲームとの事(笑
僕も何度かプレーした事があるのですが、強い選手は基本のアプローチ、ヒット、プッシュが上手なのは当然として先を読む力が本当に凄いです。「そういう手があったか」と何度つぶやいたことか。
僕が思うボッチャの一番の魅力は障害のあるなしにかかわらず老若男女誰でもが楽しめるスポーツだという事。手だけではなく足で転がしてもいいし、自力で投げられなければ介助者のサポートやランプと呼ばれる勾配具を使ってもプレーできます。
パラリンピックにおいては1984年のニューヨーク・エイルズベリーパラリンピックで公開競技として採り上げられ、1988年のソウルパラリンピックから正式競技に採用されました。
日本でも1997年に日本ボッチャ協会が設立されましたが、当時は知名度が高いとは言えず競技人口もそれほど多くはありませんでした。
しかし、2016年のリオパラリンピックで日本代表(火ノ玉JAPAN)混合団体が銀メダルを獲得し多くのマスコミが報道した事で一気にブレイク。現在はたくさんの人がプレーする人気競技になりました。
廣瀬選手はボッチャ日本代表の中でもトップクラスの実力を誇り、NHKと漫画家・ひうらさとるさんのコラボアニメ(アニ×パラ)でも登場人物として出てくるほどの有力選手です。
廣瀬選手は子供の頃から体を動かすスポーツが好きだったようですが、小学生の時は普通学校に通っていたため、なかなかスポーツを楽しめなかったと語っていました。しかし、特別支援学校に移った中学時代にパラスポーツに出会いビームライフルをプレーするようになります。
ボッチャを始めたきっかけは、高校で主にプレーしていた車椅子陸上のタイムが伸び悩んでいた時に学校の先生方に相談したところボッチャを紹介された事。
ボッチャの奥深さに魅了された廣瀬選手は練習に打ち込み、競技を始めて4年で日本ボッチャ選手権で初優勝。
その後はパラリンピックに3度出場し、北京では個人・団体ともに予選敗退、ロンドンでは個人は2回戦敗退だったものの団体では7位に入り、リオパラリンピックでは団体戦銀メダルを獲得、個人でも7位に入賞しました。
それでは、廣瀬隆喜選手愛用のスポーツネックレスを紹介します。
廣瀬隆喜着用ネックレス
中の人EYE👀💫#中の人の感激SHOTをお届け
━━━━━━━━━━#廣瀬隆喜 選手の雄たけび🔥#ボッチャ は静かでおとなしいスポーツ‥😮❓
一球一球にかける想い、気迫が伝わる姿にきっと皆さんの固定概念が覆されたはず😁 #パラリンピック✅こちらもCHECK
日本ボッチャ協会公式 @boccia_project pic.twitter.com/dTmqHRVteX— パラサポ|パラリンピックサポートセンター【公式】 (@parasapo) September 7, 2021
コラントッテ TAOネックレス AURA(アウラ)
廣瀬選手が着用している金色のひし形ネックレスは、有名磁気健康ギアメーカー「コラントッテ社」の最高級モデル『TAOネックレス AURA(アウラ)』です。カラーはプレミアムカラーの【プレミアムゴールド】ですね。
このネックレスの効果・効能は「着用部位のコリや血行の改善」。管理医療機器の認証を受けているので人体に対する効果・効能を謳う事を厚生労働省によって許されています。
コラントッテはデザインや磁力の強さ・配置が異なる数多くの磁気ネックレスをリリースしており、大手ネットモールのランキングでも上位を独占していますが、その中でもトップクラスの人気を誇っているのがこの「AURA」です。
「AURA」はコラントッテネックレスに共通の「メーカー独自のN極S極交互配列」プラス主に高級モデルに採用されている「ネックループ全体に磁石を10ミリ間隔に配置して広範囲に働きかける特許技術」によって、磁気の力を広範囲かつ強力に働かせて着用部位のコリや血行不良に対してより強く効果的にアプローチします。
価格的には一般的な磁気ネックレスよりも高価ではありますが、デザイン性の高さに加え、ひとつひとつ職人の手によって丁寧につくられている点や金属部分に「SUS316L」を使用し金属アレルギーに配慮している点などはさすがと言えるものです。
「AURA」シリーズには「AURA プレミアムゴールド」以外にもカラーや形状(紐の細さやトップの大きさ等)が異なるモデルが数点あります。
その他、人気モデル『クレスト プレミアムゴールド』の着用も確認しました。
人気メーカーであるコラントッテの磁気ネックレスは中国などの海外でつくられた偽物(コピー品)が出回っている可能性があるので、購入時には注意してください。
erg シナプスネックレス WAVE
間近で見ていないので確定ではありませんが、廣瀬選手がコラントッテネックレスと重ね付けしているトップ部分のスリーオーバルアタッチメントが印象的な赤×白のネックレスは「erg(エルグ)」の『シナプスネックレス WAVE』ではないかと思われます。
ergネックレスの効果についてですが、公式サイトにはトップ部分のアタッチメントにミネラル鉱石などを封入する事でパフォーマンスアップに加え精神的安心感を追求したモデルと記載されています。
「周波数」「振動」「体幹」「バランス」などのキーワードを見るとマルタカ・パルスのVx4技術によく似た技術を採用していると思われます。
トップ部分にアルミ合金を採用し全体的に軽量の素材を使うことで8グラムという軽量仕様になっている点は軽いネックレスを好む人にはプラスポイント。
ループ部分にシリコンコーティングを施し水洗いにも対応しタフに使えるようにした点も高評価ですね。
まとめ
以上がボッチャ日本代表・廣瀬隆喜(ひろせ たかゆき)選手愛用スポーツネックレスです。
技術や筋力、そして障害の度合いも違う選手たちがいろいろな技を駆使して戦う「ボッチャ」というスポーツ。
「選手と呼ばれる立場になれることに自信も持てて胸も張れる」「ボッチャをプレーすることで諦めていたことを諦めなくていんだという気持ちにさせてもらえた」
これはあるボッチャ選手の言葉ですが胸にくるものがありました。「ボッチャ」は障碍者の方のひとつの生きがいになっているんですね。
たくさんのボッチャプレイヤーの代表としてパラリンピックでプレーする廣瀬選手。
廣瀬選手の代名詞といえばやっぱり「雄叫び」。リオ大会の団体準々決勝でのガッツポーズ&雄叫びはインパクトがありましたね。
当時に比べるとルールも多少厳しくなったので今は控えめにしているようですが、会心のプレーが出た時はルールの範囲内で魅せてもらいたいものです。
パラリンピックでは、得意のパワーを活かし苦しい局面からでも味方の勝利を引き寄せる廣瀬選手のプレーに期待したいと思います。
補筆…2021年9月4日に行われたボッチャの団体 BC1/2(運動機能)3位決定戦で日本代表はポルトガル代表に接戦の末4-3で勝利し銅メダルを獲得しました。
最終第6エンド、杉村選手のスーパーショットからの廣瀬選手のビタ付け雄叫びには胸が熱くなりました。
自国開催のパラリンピックでの銅メダル、そして二大会連続のメダル獲得本当におめでとうございます。