『駒澤大学陸上競技部』は学生三大駅伝で20回以上の優勝を誇る大学陸上界屈指の名門チームです。
出雲駅伝3勝、全日本大学駅伝12勝、箱根駅伝6勝(4連覇を含む)という素晴らしい成績を残し「平成の常勝軍団」と呼ばれた駒大陸上部ですが、近年の成績は下降の一途を辿り、第94回箱根駅伝では総合12位に終わりまさかのシード落ちを経験。
しかし、第95回箱根駅伝では予選会で2位に7分差をつける圧勝で1位通過し、最終的に総合4位という結果で、名門復活の兆しを感じさせてくれました。
1995年から指導に携わり、数々の名ランナーを育て上げた大八木弘明監督の指導方法の変化もチームの好調に一役買っているようです。
以前は情熱をむき出しにして厳しく選手を指導し、怖い監督の代表格だった大八木監督。
大八木監督の指導を受けた藤田敦史ヘッドコーチも「もう本当に怖かった。私たちの頃は「こうだ」と言われたらわかりましたという感じ」と振り返っていました。
しかし、ここ数年は選手に対するアプローチを変え、物事を俯瞰して見るようになって選手の意見を踏まえた上で指導するという方法になっています。
現在の選手たちは監督の事を「かわいい」「意外と怖くない」「陸上に関しては熱い人」「おじいちゃんみたいな感じ」と評しており、少しずつ指導方法の変化が選手たちにも浸透しているんだなと感じました。
経験豊富な監督の厳しくも温かい指導と様々なメーカーのサポートを受けた駒大陸上部が以前のような輝きを放つのは確実ではないでしょうか。
それでは「復活の名門」駒澤大学陸上競技部が愛用しているスポーツネックレスを紹介したいと思います。
駒澤大学陸上競技部選手着用ネックレス
強豪校は企業のサポートを受けている事が多いですが、駒大陸上部も明治(ザバス等)を始めとしたメーカー・ブランドからサポートを受けています。
サポート企業の中には健康ネックレス大手の「ファイテン社」も含まれており、リカバリーやケア面から駒大陸上部を支えています。
2017年には新築された選手寮「道環寮」にもファイテンのリカバリー・ケア機器が多数導入されています。
新築にあたって大八木監督が最もこだわったというボディケアルームには中足骨をマッサージするフットマッサージャー「SOLARCH(ソラーチ)」や足指間を刺激するマッサージ器「トーケア」、酸素カプセル「ファイテンO2」等が設置され、選手たちが自由に使用できる環境になっています。
スポーツネックレスにおいても多くの選手がファイテンのネックレスを着用しています。ネックレスのモデルは様々なのでいくつか紹介してみたいと思います。
炭化チタンチェーンネックレス
黒いチェーン状のネックレスは『炭化チタンチェーンネックレス』。
強固な酸化被膜を形成する為、金属アレルギーを起こしにくく、丈夫で軽いなど、スポーツネックレスに採用する金属として最も最適なもののひとつがチタンです。
そのチタンの表面をスパッタリング加工し炭化チタンをコーティングした後、メーカー独自の電気加工を長時間に亘って施しています。
効果的にはアクアチタンX30相当とそれほど高くはありませんが、機能性とオンオフ問わず使えるシンプルでかっこいいデザインが評価され、ここ数年トップランナーやバドミントン選手等に愛用されています。
炭化チタンをコーティングしていない通常のチタンチェーンネックレスを着用している選手もたくさんおり、こちらも人気のモデルです。
チタン水晶ネックレス
『チタン水晶ネックレス』は透明の数珠風ネックレス。
水晶表面にチタンをコーティングし、「炭化チタンチェーンネックレス」同様、特殊な電気加工が施されています。
このネックレスも効果的にはアクアチタンX30相当ですが、水晶とチタンという金属アレルギーの心配が少ない素材が使われている事と単体でも重ね着けでもきれいに見える上品なデザインが人気を博し、多くのトップアスリートに愛用されています。
EXTREME PERFORMANCE GEARシリーズ
最後はファイテン最高の技術である「メタックス」を採用した『EXTREME PERFORMANCE GEAR(エクストリーム パフォーマンス ギア)シリーズ』のスポーツネックレスです。
2018年12月に発表された新ブランドで「自分を磨き、限界を目指す人達をサポートする」というブランドコンセプトの基、ネックレスやブレスレット等が製造・販売されています。
「メタックス」はファイテン独自技術のアクアチタン等のアクアメタルを複数組み合わせたもので、「リラックス効果」「心身のバランスを最良に保つ」(公式サイトより)、「神経調節を介した緊張緩和効果や筋・腱機能の回復効果」(アクアメタル研究会より)といった効果が期待できるアクアチタンよりも高い効果が期待できるとされています。
このシリーズからはデザインや素材が異なる数多くのモデルがリリースされていますが、効果については全て同等とされているので、金額やデザイン、素材を考慮し好きな商品を選ぶとよいでしょう。
トップアスリートが好んで着用しているのは「RAKUWAネック ワイヤー EXTREME ラウンド」「RAKUWAネック EXTREME クリスタルタッチ」あたりです。
その他のモデルの詳細はこちらをどうぞ。
ファイテンは中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
まとめ
以上が駒澤大学陸上競技部の選手たちが愛用しているスポーツネックレスです。
出雲駅伝は2013年、全日本大学駅伝は2014年、そして箱根で総合優勝したのは10年以上前の2008年が最後。
名門完全復活と言われる為に必要なのはやはり優勝です。
MGCで優勝し、東京オリンピックの出場権を獲得した同校出身の中村匠吾選手の活躍を見て、現役部員たちも「駒大のやり方が日本一」と自信をもったそうなので、今やっている練習が必ず結果につながると強く信じる事ができるでしょう。
大八木監督の「男だろ!!」の鼓舞に応え、Vサインでゴールテープを切る駒大選手の姿が見えるのはそう遠くないかもしれません。
─追記1─
『第52回全日本大学駅伝』優勝ならびに5時間11分8秒の大会新記録おめでとうございます。
残り1.2キロ付近での田澤廉選手のラストスパートは見応えがありました。
─追記2─
歴史に残る逆転劇での『第97回箱根駅伝』総合優勝おめでとうございます(13年ぶり7度目)。
残り2.1キロ付近での逆転はとても興奮しました。大八木監督がアンカーの石川拓慎選手にかけた「やったね!お前は男だ!!」のセリフも印象に残っています。
これからも「令和の常勝軍団」を目指して頑張ってください。
- 新矢 連士 4年
- 佃 康平 4年
- 大坪 幸太 3年
- 田澤 廉 3年
- 東山 静也 3年
- 山野 力 3年
- 青柿 響 3年
- 赤星 雄斗 2年
- 金子 伊吹 2年
- 唐澤 拓海 2年
- 白鳥 哲汰 2年
- 鈴木 芽吹 2年
- 花尾 恭輔 2年
- 安原 太陽 2年
- 佐藤 条二 1年
- 篠原 倖太朗 1年