『東海大学陸上競技部』は1960年に同好会として発足し、短距離・中長距離競歩・投擲・跳躍などの各ブロックに分かれて活動。駅伝には中長距離競歩ブロックの選手が出場しています。
学生三大駅伝で複数回優勝している名門チームで、箱根駅伝は2019年の第95回大会で初の総合優勝を果たしています。
近年は主要な大会で常に優勝を狙えるポジションにいる東海大学ですが、安定した強さを発揮しているのは2011年からチームを率いている名将・両角速監督のトレーニング理論や徹底した選手管理によるものが大きいと思います。
育成と補強に注力し、良い選手をスカウトしてしっかり育てるというチーム強化の王道を行くスタイルに加え「大学4年間で競技人生が終わるわけではない」という両角監督の考えからスピード強化を主とした将来を見据えたトレーニングが行われています。
徹底した管理を行う厳しい指導が有名ですが、社会に出ても長距離競技で食べていきたい、オリンピックに出てメダルが獲りたいというような選手は両角監督の指導方法に合致するでしょう。
高い目標を持った優秀な選手が集まり、最先端の機器を使ったり海外合宿等、記録を伸ばす為の様々なトレーニングを徹底的に行う事で全国屈指の層の厚さを誇る多士済々の強豪チームになったというのが現在の東海大学のイメージかと。
それでは東海大学陸上競技部中長距離競歩ブロックの選手たちが愛用しているスポーツネックレスを紹介したいと思います。
東海大学陸上競技部中長距離競歩選手着用ネックレス
東海大学陸上競技部中・長距離ブロック
チタン水晶ネックレス
『チタン水晶ネックレス』はスポーツネックレス業界大手「ファイテン社」が販売している透明の数珠風ネックレスです。
水晶表面にチタンをコーティングし、ファイテン独自の電気加工を施す事で「カラダを本来のリラックス状態へ導く」「ストレスや疲労の蓄積で狂った心身のバランスを最良に保つ」等の効果が期待できます。
商品の効果的にはアクアチタンX30相当と、現在メーカーが最も力を入れている「メタックス」やアクアチタンの最高峰X100等と比べると高くはありませんが、水晶とチタンという金属アレルギーの心配が少ない素材が使われている事や単体でも重ね着けでもきれいに見える上品なデザインが人気を博し、多くのトップアスリートに愛用されています。
炭化チタンチェーンネックレス
ファイテンの黒いチェーン状のネックレス『炭化チタンチェーンネックレス』を着用している選手も。
チタンは強固な酸化被膜を形成する為、金属アレルギーを起こしにくく丈夫で軽いなど、汗をかきやすい長距離競技時に着用するには最適の素材です。
そのチタンの表面をスパッタリング加工し、炭化チタンをコーティングした後、水晶ネックレスと同じく独自の電気加工を長時間に亘って施しています。
こちらも効果的にはアクアチタンX30相当とそれほど高くはありませんが、機能性とオンオフ問わず使えるシンプルで無骨なデザインが評価され、ここ数年トップランナーやバドミントン選手等に愛用されています。
EXTREME PERFORMANCE GEARシリーズ
ファイテン最高の技術であるメタックスを採用した『EXTREME PERFORMANCE GEAR(エクストリーム パフォーマンス ギア)シリーズ』のスポーツネックレスを着用している選手も確認しました。
2018年12月に発表された同ブランドは「自分を磨き、限界を目指す人達をサポートする」というコンセプトの基、ネックレスやブレスレット、リストバンドなど様々なアイテムが製造・販売されています。
メタックスはファイテン独自技術のアクアチタンやその他複数のアクアメタルを組み合わせたもので「リラックス効果」「心身のバランスを最良に保つ」に加え、「神経調節を介した緊張緩和や筋・腱機能の回復」(アクアメタル研究会より)といった効果が期待できるアクアチタンよりもさらに高い効果が期待できるとされています。
デザインや素材が異なる数多くのモデルがリリースされていますが、効果については全て同等とされているので、金額やデザイン、素材を考慮し好きな商品を選ぶとよいでしょう。
東海大学陸上部の中ではレッドカラーの「RAKUWAネック EXTREME クリスタルタッチ」を着用している選手が数人いました。
メタックスシリーズは2~3,000円程度で購入できるものなど、幅広いラインナップが揃っています。
ファイテンは中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
コラントッテ ネックレス LUCE
磁気ネックレスの分野では圧倒的なシェアを誇り、健康ネックレス全体でもファイテンと人気を二分している「コラントッテ社」の『コラントッテ ネックレス LUCE(ルーチェ)』を着用している選手もいました。
このネックレスはフェライト永久磁石100個以上をナイロンコーティングされたステンレスのワイヤーでつなぎ合わせた管理医療機器の磁気ネックレスで、「着用部位のこりや血行改善」の効果を謳う事が厚生労働省から認められたリカバリー・ケア面に優れたタイプとなっています。
後部に磁石が配置された一般的な磁気ネックレスと違って、ループ全体から磁力を発する「全周タイプ」なので、より広範囲から肩や首のこりにアプローチできます。
最近は「炭化チタンチェーンネックレス」やこの「LUCE」のようにオンでもオフでも着けられるシンプルなデザインのスポーツネックレスが好まれており、トップマラソンランナーにも愛用者増えてきています。
その他、周波数系アクセサリである「ハーツ」のネックレスを着用している選手もいました。
人間の細胞は周波数によって互いに連絡を取り合っているので、2030種類の周波数がいつも正しくスムーズに流れ、脳が瞬時に身体が本来持つ力を発揮させる加工が施されたハーツ製品を身に着けようという商品です。
代替医療として知られるバイオレゾナンスの考え方ですね。
周波数系アクセサリには「ハーツ」や「ディモア」「リルワンスター」等、10万円を軽く超える商品が多く、効果説明も抽象的な事しか書かれていないので個人的にはあまりおすすめしていません。
ただ、お金に余裕がある人やデザインが気に入っている人は試してみてもよいかもしれませんね。
有名メーカーのクリオもバイオレゾナンスの考え方を基に商品をつくっていますが、上のメーカーに比べると値段はそれほど高くはなく試しやすいので陸上選手に愛用されています。
まとめ
以上が東海大学陸上競技部の選手たち愛用のスポーツネックレスです。
駅伝やマラソンのランナーはファイテン、クリオ、コラントッテ、SEV、AXFあたりを愛用していますが、同チームではファイテン商品の着用率が高いように見えました。陸上競技やバドミントン、野球等のスポーツはファイテンが圧倒的に強いですね。
陸上部の寮は夜10時に就寝、朝5時半に起床し6時からトレーニング開始など、選手の生活管理が徹底されていますが、独自の厳しいトレーニングも含めた両角監督の強化方針の正しさをチームが好成績を残し続ける事で証明しています。
現在の東海大学は、監督の強化方針に共感し、この人についていけばトップランナーになれると信じた才能ある選手が入学して能力を伸ばすという好循環が生まれているので今後も強豪としての地位は揺るがないでしょう。
将来を見据えた指導を受けた東海大学の選手たちが卒業後さらに成長し、世界と戦える能力を身に付けてかつての「マラソン王国日本」を復活させてくれる事を願っています。
- 市村 朋樹 4年
- 長田 駿佑 4年
- 本間 敬大 4年
- 吉冨 裕太 4年
- 金澤 有真 3年
- 川上 勇士 3年
- 杉本 将太 3年
- 竹村 拓真 3年
- 松崎 咲人 3年
- 入田 優希 2年
- 神薗 竜馬 2年
- 溝口 仁 2年
- 梶谷 優斗 1年
- 越 陽汰 1年
- 水野 龍志 1年
- 吉田 響 1年
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