中日ドラゴンズの背番号20『涌井秀章(わくい ひであき)』投手は、2004年にドラフト1位で指名され、横浜高校から西武ライオンズに入団。2013年オフに国内FA権を取得してロッテに、そして2019年オフに金銭トレードで楽天へと移籍しました。
補筆➡2022年オフにトレードで中日ドラゴンズに移籍。
西武ライオンズ入団1年目から一軍で先発投手として投げ、その後はパ・リーグを代表する投手として最多勝利、沢村栄治賞、最優秀バッテリー賞など数々のタイトルを獲得し、野球日本代表としても活躍しました。
どんな場面でも顔色一つ変えずクールにアウトを積み重ねていく姿はとにかくかっこよかったですね。僕ら30代の人間にとっては指折りのスター選手です。
涌井投手は伸びのあるストレートと多彩な変化球を操る右の本格派で、フィールディングも上手く、無尽蔵のスタミナを活かしてとにかくイニングを食ってくれるイメージ。改めて成績を見返しても最高で213イニング(2007年)を投げていますし、200イニングに迫る年が何度もあります。
「時代には合っていないのかもしれないが、走ることこそが野球の練習の基本」
ウェイト重視になって走らなくなった投手が多い中、何歳になっても走ることを基本に置き誰よりも走り込む姿勢が桁違いのスタミナを維持する秘訣なのかもしれません。
大きな武器だったフォークで空振りが取れなくなってからは奪三振数が減ってきました。しかし30半ばになってもストレート主体でガンガン攻める姿には同世代としてはやっぱりうれしいです。
特に中村剛也、中田翔、柳田悠岐の3選手は直球で抑えたい衝動に駆られるそうですね。
楽天移籍時に「今まではエースとしてやってきたけど、則本というエースがいるので肩の荷が下りた。でも、則本に勝てるようにやっていきたい」というコメントを残していますが、則本投手や岸投手に負けずに2016シーズン以来の二桁勝利目指して頑張ってもらいたいです。
それでは涌井秀章投手愛用のスポーツネックレスを紹介していきましょう。
涌井秀章着用ネックレス
AXF Color Band(BLACK REFLECTOR)
涌井投手が身に着けているスポーツネックレスは「AXF(アクセフ)」の『AXF Color Band(カラーバンド)ブラックリフレクター』です。
カラーはパッと見「PINK」のようにも見えますが、もしかしたら楽天ユニフォームのカラーに合わせて特別につくってもらっているのかもしれません。
AXFは設立からまだ数年しか経っていない新興ブランドですが、巨人の坂本選手やオリックスの山岡投手などプロ野球界のスター選手が身に付けている事が話題になり高い知名度を得ています。
涌井投手は2020年5月に新型コロナと戦う医療従事者に届くようにと、宮城県へ200万円分のマスクを寄贈した事が報道されました。このマスクはAXF製だったのでブランドとの関係性自体も強いのかもしれません。
楽天は16日、涌井秀章投手(33)が宮城県へ200万円分の高機能マスクを寄贈したと発表した。テイコク製薬社開発のIFMCを使用したサンフォード社のマスクで14日に納品。県を通じ県内の医療機関等へ寄贈される。
AXF製品の最大の特長は、IFMC.(イフミック)と呼ばれる溶出液をネックレスの素材に含浸している事です。
画像:IFMC.公式サイト
このイフミックを含浸されたアイテムを身に付ける事によって「皮膚温度の上昇」や「血流増加」、「体幹・バランス強化」等、様々な効果が期待できるとの事。
その中でも体幹やバランス面を重要視して着用しているアスリートが多いようです。
その他、AXFの共同開発元である株式会社テイコク製薬社が東京都市大学と連携して開設した”ミネラル結晶体研究センター”の公式サイトには「平衡感覚改善」や「鎮痛」、「新陳代謝促進」等の効果も期待できると記載されています。
東京都市大学「一酸化窒素」が大きな役割を果たしているという検証結果を発表。
AXFカラーバンドは衛生面にもこだわっていて、洗濯をしなくても菌が繁殖しにくい「NANOFINE加工」という抗菌加工が施されています。
最初は2種類ほどしかなかったAXFネックレスですが、現在はたくさんのアイテムが販売されるようになりました。
今プロ野球選手に人気があるのは、涌井投手が着用しているリフレクタータイプのほか、坂本選手らが着用している「COLOR BAND RS」あたりですね。
RSはサイズが45cmと通常モデルよりもやや短く、トップ部分(表が黒、裏が白のリバーシブルカラー)にシリコン素材を使って耐久力を向上させたモデルです。
まとめ
以上が中日ドラゴンズ・涌井秀章投手の愛用スポーツネックレスです。
ストレートのキレは今でも見事だと思いますが、現在は全盛期と比べると球速は落ちてきましたし、元々変化量が多い三振を取れる変化球がなかったので、コースギリギリを狙って見逃し三振を取るか打たせて取るかというピッチングになっています。
打たれながらもクールにイニングを食って試合をつくってくれる投手なので現状でもチームにとって重要な存在です。しかし、往年のファンからすると何かこのあたりでバージョンアップしてかつてのようにタイトル争いをする涌井投手が見たいとも思ってしまいますね。
150勝は通過点として、困難を極めますが投球スタイルを変えて40代半ばまでプレーして200勝を目指してほしいなと。
今後涌井投手のピッチングがどう変化していくのかにも注目していきたいと思います。
─追記─
楽天に移籍してから、各種ボールの精度はそのままにストレートの球速はむしろ上がって奪三振を量産しています。凄いとしかいいようがありません。