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AXFカラーバンドが臭いにくい理由と洗濯方法

野球選手やバトミントン選手等、多くのアスリートに愛用されている『AXFカラーバンド』。

値段も5,000円程度とそれほど高くなく、カラーバリエーションも豊富で着け心地もいいネックレスですが、見た目だけではなく「体幹・バランスの強化」という効果を求めて購入しているアスリートも多いようですね。

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僕も発売開始直後に商品をいただいて、今でも草野球をする時には着けています。

ネックレスの効果についてはよく分からないというのが正直な感想ですが、着けているのが分からないほど軽い点と肌触りがいい点、金属を使用していないので金属アレルギーの心配がない点はスポーツ時に着けるネックレスとして非常に適していると思います。

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さらに、AXFカラーバンドはシリコンや樹脂系ではなく、ナイロンと天然ゴムを紐部分に採用しているのに臭いが出にくいのが僕的評価ポイント

ナイロンはよくスポーツネックレスの素材として使われているポリエステルより臭いが出にくいですが、それでもスポーツ時に着けていると汗や水でぬれてしまいそこに雑菌が繁殖して悪臭の原因になります。

衣類の悪臭の原因になる雑菌(細菌)で有名なのは「モラクセラ菌」と「黄色ブドウ球菌」。

これらの雑菌が繊維に残っている皮脂や汚れ等を食べた時(分解)に悪臭の原因になる成分を生成します。例えば、モラクセラ菌が生成する”4-メチル-3-ヘキセン酸”は洗濯物の生乾きの臭いの正体です。

AXFカラーバンドは医療現場で培われた抗菌技術「NANOFINE加工」を施す事で細菌増殖プログラムを停止させ、繊維に付着するこれらの雑菌を常時セルフクリーニングしている状態をつくりだしているようです。

NANOFINE加工細菌数比較

画像:AXFカタログより

イメージ的には、紫外線(最近は可視光も利用可能)を当てる事で表面に強力な酸化力を生み、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去する「光触媒」に近いような気がしますが、NANOFINE加工は光に当てなくても抗菌効果を発揮するとの事。

抗菌剤はあまり体に良くないものが多いのですが、NANOFINE加工に使用されているのはおそらく無機素材の酸化亜鉛(あくまで僕の推測です)

酸化亜鉛はベビーパウダーや日焼け止めクリーム、サプリメントに使われるような成分で、肌への刺激性が少なく安全性も高いのが特徴です。

 

それと、僕が抗菌加工の衣類を購入する時に必ず確認するのが「洗濯耐久性」。

AXFネックレスの静菌活性値データは残念ながら見つける事ができませんでしたが、アパレルメーカーがNANOFINE加工の衣類と一般的な抗菌防臭加工衣類の比較を行っている資料を見つけました。

静菌活性値とは?

社団法人繊維評価技術協議会(JTETC)が定めている抗菌防臭効果を判断するための数値。
18時間培養後の標準布の生菌数(B)を同じく18時間培養後の加工布の生菌数(C)で除した値。
測定には黄色ブドウ球菌を用い、静菌活性値が、2.2以上あれば「抗菌防臭効果」があるとされている。
【静菌活性値=log B/C ≧ 2.2】

その資料では、NANOFINE加工の衣類を10回洗濯した時の静菌活性値は6で一般抗菌防臭加工の衣類はA社が3.5、B社が2.5となっており、NANOFINE加工の衣類においては30回洗濯しても静菌活性値が5と高い静菌活性値を示していました。

この洗濯耐久性の高さは、ナノ超微粒子が繊維にしっかり付着しているからだと推測します。

たかが数十回で効果がなくなってしまうのかと驚く人も多いかもしれませんが、衣類加工で永久に効果を維持できるものなどほぼありません。50回も持てば上等です。

それにNANOFINE加工されているAXFカラーバンドは繊維が水や汗を吸い込んでも雑菌が繁殖しにくい仕様になっているので、洗濯の回数は通常のネックレスよりも少なく、抗菌効果が低下するのも遅いと思います。

ただし、雑菌の繁殖を抑えられたとしても汚れが消えるわけではありません。ネックレスが汚れてきたなと思ったら定期的に洗濯してください。

 

洗濯によるイフミックの効果低減については、AXFネックレスについて詳しく説明しているブログによると、洗剤を使用して手洗い・洗濯機で100回程度洗濯しても効果が変わらないと書いてありました。

そもそも個人で効果を測定するのは不可能に近いので真偽のほどは分かりませんが、繊維にイフミック由来のミネラル元素がびっしりと分布している図が載せられていたので、洗濯ではそのミネラル元素が落ちないのかもしれませんね。

 

カラーバンドの具体的な洗濯方法については公式含めどこにも載っていませんでしたが、素材を考慮すると、中性洗剤を用いて押し洗いした後にしっかりすすぎ、完全に乾かせてから使用するのがおすすめです。繊維に洗剤が残らないようにすすぎには特に力を入れてください。

中性洗剤とは?

一般的な洗濯用洗剤には油汚れ等を落としやすくする為にアルカリ性のものが使われるが、アルカリ性洗剤は素材を傷める可能性があるのでデリケートな生地の洗濯には向かない。
素材をできるだけ傷めないように洗いたい時は中性の洗剤がおすすめ。
具体的な商品名は「エマール」や「アクロン」等。おしゃれ着用洗剤とも呼ばれる。

中性洗剤アクロン


以上、少々長くなってしまいましたが、AXFカラーバンドが臭いにくい理由と基本的な洗濯方法でした。

商品購入時や洗濯の際の参考にしていただければ幸いです。

COLOR BAND (REFLECTOR MONOCOLOR)
AXF(アクセフ)
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