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【イフミック】AXF(アクセフ)ネックレスの概要や効果、種類を解説

AXF(アクセフ)は、大阪府大阪市港区に本社を置く「株式会社テイコク製薬社」と岐阜県岐阜市北鶉に本社を置くアパレルメーカー「サンフォード株式会社」の共同開発ブランドです。

テイコク製薬社は、″私たちは健康増進業を通じて三方積善公共道を歩み永続的発展する地球道徳共働態の創生を目指します″という経営理念の元、調剤薬局経営を中心に機能性スポーツウェアや老人用サポーター、医薬品、化粧品、サプリメント等を幅広く開発・販売している企業です。

それでは、このAXFというブランドが開発・販売しているネックレスの概要や特徴について簡単に説明したいと思います。

AXFは新興スポーツブランド

ファイテンやコラントッテといった有名健康ネックレスメーカーの名前は知っていても、AXFという名前は聞いた事がないという人も多いかもしれません。

それもそのはず、AXFの主要技術説明ページの情報を見てみると登録年は2017年となっており、まだまだ誕生間もない新興スポーツブランドなんです。

にもかかわらず、国内のトップアスリートがAXFのネックレスを着用するのをよく見ますし、相当な勢いでスポーツ市場に浸透しています。

特にプロ野球選手が好んで着けており、読売ジャイアンツの坂本勇人や岡本和真、菅野智之をはじめとしたトッププレイヤーに愛用されていますね。

坂本勇人選手は毎試合活躍してるからよくテレビに映ってるね
吉川尚輝選手にも着けてもらってAXF愛用の鉄壁二遊間にならないかな?

この背景にはおそらくAXFの販促を担当しているであろう、埼玉県本社の株式会社GSLの存在があると思われます。

株式会社GSLの代表を務めているのは巨人や西武に所属していた元プロ野球選手の小野剛(おの ごう)氏。

この方は引退後に会社を設立する傍ら、院に入り直し経営・ファイナンス専攻の修士課程を卒業するなど非常に向上心が強い人物で、少年野球チームを設立したり、不動産・飲食・商社を経営したりと幅広く活動しています。

AXFというブランドにおいても、公式販売総代理店として商品を精力的にプロモートし、短期間でアスリートのみならず一般の人々にも認知させたなかなかのやり手です。

プロ野球選手は引退後、飲食店や投資で失敗する人が多いのにすごい!
AXFには関係ないけど元巨人の條辺剛さんのうどん屋はおいしいよ

ブランドの立ち上げというのは最初が一番肝心で、相当なヒト・モノ・カネを使い世の中に知ってもらう必要があります。いくら良い商品を開発したとしても使ってもらえなければ何の意味もないし、いつまで経っても商品は売れません。

日本の企業の多くが素晴らしい技術を持っていても世界でなかなか認知されないのはこのプロモートの部分が弱いからなのです。

 

AXFは当初巨人や西武のプロ野球選手が試合中に着用している事で話題になりました。坂本勇人や内海哲也、長野久義、源田壮亮等、人気も実力も兼ね備えた有名選手たちです。

これだけの有名選手にアイテムを着けてもらうとなると資金だけではなく、その選手との関連性がないとなかなか難しいでしょう。ここからは僕の推測ですが、これは元巨人&西武の小野代表だからこそ実現した事ではなかったのかなと思います。

あと、ヤンキースのスタントンやメッツのカノ、ツインズのクルーズも愛用しているという記事を見かけた事がありますが、僕は彼らがAXFネックレスを着けているのを見た事はありません(MLB好きなのでほとんどの試合は見ています)

野球用のエルボーガードやプロテクターで有名なベルガードファクトリージャパン株式会社がMLB選手に提供している防具の一部にAXFがイフミックを含浸加工を施している(共同ブランドAXF×Belgard)ので、それを拡大解釈したのかもしれませんね。

AXFネックレスの特徴

AXFネックレスというのはどんな特徴があってどんな効果が期待できるのかですが、まずキーワードになるのは「集積機能性ミネラル結晶体Integrated Functional Mineral Crystal)」。頭文字をとって「IFMC.(イフミック)」と呼ばれています。

イフミックとは、鉱物や水、温泉水を特定の配合・比率で組み合わせた溶出液の事で、これを皮膚に直接噴霧したり、布に含浸した後、皮膚に接触させることでさまざまな効果が期待できるとの事。

公式には何も書かれていませんが、一部の天然鉱石が出す微量の放射線による「ホルミシス効果」が影響しているのでは、と個人的に考えています(もしくは遠赤外線効果)

放射線ホルミシス効果とは?

1980年にミズーリ大学生化学教授のトーマス・D・ラッキー氏が、一時的な低線量の放射線による生物の各種刺激効果に関する20世紀初頭からの研究者たちの研究原著論文を「CRC Press」から出版された本の中で紹介、整理することによって使用した言葉。
特定の物質が高濃度、あるいは大量に用いられた場合は有害だが、低濃度もしくは微量に用いられれば逆に有益な作用をもたらす現象を示す。
このホルミシス効果を求めて、日本各地の温泉(玉川温泉の岩盤浴療養、三朝温泉のラジウム温泉等)に湯治に訪れる人は多い。

イフミックの公式ホームページには「皮膚温度の上昇」「血流増加」「体幹・バランス強化」等の効果が期待できると記載されていました。

AXFネックレスの素材にはこのイフミックが含浸されているので、上記のような効果が期待できると言われています。

体幹とは?

フィットネス関連で10数年ほど前から使われるようになった言葉。
広義の意味では「体の幹、胴体の部分」を差し、具体的には胸や背中、腰回り、腹筋、尻等。狭義の意味は腹部の内臓が詰まった「腹腔という部分を囲む、横隔膜、多裂筋、腹横筋、骨盤底筋群の4つの筋肉」の事。インナーマッスル、ローカル筋などと呼ばれている。

ただし、イフミックが人間の体に対してどのように作用して、これらの様々な効果をもたらしているのかは現時点でははっきりと分かっていません。

AXFはこれらの作用を化学的に証明する為に、2018年に東京都市大学と連携して「ミネラル結晶体研究センター」という研究室を開設し、イフミックの詳細な物性を物理化学的な手法を用いて評価して、今後の研究や商品開発に活かす意向のようです。

追記

2019年に都市大学世田谷キャンパスにおいてイフミックが生体に与える生理活性効果の多角的検証結果が発表され、イフミックの効果の多くは「一酸化窒素」によるものと断定しています。

【イフミック】AXF(アクセフ)の効果の源は一酸化窒素?
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AXFネックレスのバリエーション

AXFから発売されているスポーツネックレスは現状大きく分けて2種類。

AXF COLOR BAND(アクセフ カラーバンド)」と「AXF×BELGARD(アクセフ×ベルガード) シリコンネックレス」です。

それでは、この2つのスポーツネックレスを簡単に紹介してみます。

補筆…2021年にワイヤータイプのスポーツネックレス「EX Airyワイヤーネックレス」が発売されました。

AXF COLOR BAND

AXF COLOR BAND(以後、カラーバンドとする)は、紐部分の素材にイフミックを含浸させたスポーツネックレスです。

カラーバンドのバリエーションは、リフレクターと呼ばれる反射部分がついた「COLOR BAND(REFLECTOR)」とリフレクターはなく紐の一部に”axisrirm”というロゴがプリントされた「COLOR BAND(LOGO)」の2種類。

ちなみにリフレクターはあくまでも装飾品なので、外れたからといって効果が落ちるという事はありません。僕も何本かはリフレクターが汚れてしまったので取り外して使っています。

カラーバリエーションは非常に豊富でリフレクタータイプには複数のカラー紐を編み込んだものと単色のタイプ(MONO COLOR)があります。

素材は紐部分がナイロン60%と天然ゴム40%、リフレクターは合成皮革を採用。

留め具等はなく、頭からかぶって着脱するタイプですが、天然ゴムを使用しているのでかなり伸びますので着脱には不自由しないと思います。

ネックレスの着け心地ですが、僕がスポーツ時には着用した感想は、金属等を使用していないのでほとんど重みは感じず、つけている事を忘れるくらい軽いと思いました。

それから、衛生面にも気を使っていて洗濯をしなくても菌が繁殖しにくい仕様になっているので水や汗でぬれてしまうようなスポーツ時でも着用しやすいモデルですね。

AXFカラーバンドが臭いにくい理由と洗濯方法
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COLOR BAND (REFLECTOR)
AXF(アクセフ)
COLOR BAND (REFLECTOR MONOCOLOR)
AXF(アクセフ)
COLOR BAND (LOGO)
AXF(アクセフ)

2020年には、リバーシブルカラー(表が黒、裏が白)のトップ部分にシリコン素材を採用し、長さも通常よりやや短い(45cm)「COLOR BAND RS」も発売されました。

AXF×BELGARD シリコンネックレス

カラーバンドの次に発売されたのがこの『AXF×BELGARD シリコンネックレス』です。

先に紹介したカラーバンドはAXFの商品ですが、このAXF×BELGARD シリコンネックレスは、AXFとベルガードファクトリージャパン株式会社との共同開発商品となっています。

目印はAXF×Belgardの「XB」マーク。このマークがついている商品はAXF×BELGARDの共同開発商品です。

このシリコンネックレスの特徴はイフミックで含浸されている点と、商品名のとおり本体にシリコーンゴムを採用している事。

数多くのスポーツネックレスにシリコーン素材が採用されていますが、その理由はシリコーンが耐水性に優れており(長時間水に漬けても吸水量は1%ほど)、耐熱性、耐寒性、耐候性も高いからです。

水に触れたり汗をたくさんかくようなスポーツには最適な素材ですね。

ただし、シリコーンゴムは臭い移りしやすい素材なので、長く清潔に使いたいなら見た目が汚れていなくても定期的に洗浄する事をおすすめします。

AXF×BELGARD (アクセフ×ベルガード)

EX Airyワイヤーネックレス

2021年4月より重量約3グラムのブランド最軽量ネックレス『EX Airyワイヤーネックレス』が発売されました。

このネックレスはサージカルステンレスをナイロンコーティングした素材を使ったワイヤータイプのスポーツネックレスで、着脱可能なトップ部分にも軽量のアルミ素材を使い軽さを追求しています。

EX Airyワイヤーネックレスはカラーバンドやシリコンネックレスとは違って金属をメインに使ったネックレスではありますが、ループ部分のワイヤーはナイロン樹脂でコーティングされており、トップ部分に関しても比較的耐食性の良いアルミをさらにアルマイト(陽極酸化処理)加工しているので金属アレルギーにも配慮したつくりとなっています。

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デザインは異なりますが、ファイテン社の『RAKUWAネック ワイヤーAir』に似たタイプのアイテムですね。

ワイヤータイプのネックレスなので肌に触れる面積は少ないですが、メーカーの方に話を聞くと他のAXFネックレスと同等の効果は期待できるとの事です。

EX Airyワイヤーネックレス
AXF(アクセフ)
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誕生してからあまり時間が経っていないにもかかわらず、数多くのトップアスリートに愛用されている新興ブランド「AXF」。

この記事ではAXFが販売しているネックレスの概要や特徴、商品バリエーション等について簡単に説明してみました。

※AXFのブレスレットについては別サイトで紹介しています。

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AXFのネックレスはカラーバンドが5,000円程度、シリコンネックレスも8,000円程度と比較的買いやすい価格帯なので、最近は一般でも流行に敏感な若者を中心に着けている人を見るようになりました。

僕は仕事柄ブランド発足当初からおすすめされて着けていたんですが、最初はコランコランのヴァリアスに似てるなくらいにしか思っていませんでした。

それがまさかここまで急成長するとは・・・。マーケティングはやっぱり最重要なんだなと再確認しましたね。

まあ、体幹やバランスはアスリートにとって非常に重要なものなので、AXFのスポーツネックレスを着ける事によって少しでも強化・改善されるなら試してみたいと思うのは自然な事かもしれませんが。

今回はAXFネックレスの大まかな部分をまとめてみましたが、また時間があれば細かいところも書いていきたいと思います。

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