青山学院大学陸上競技部(長距離ブロック)は創部100年を超える歴史を持つ大学駅伝の強豪校です。
現在は圧倒的な強さを誇っている青学陸上部ですが、2004年に中国電力の原晋(はら すすむ)氏を招聘する前は数ある弱小校のひとつでしかありませんでした。
原監督の無謀ともいえる計画「5年で箱根駅伝の出場権獲得し、10年でシード校になり、以降は優勝を争えるチームにする」の基、強化に努め、就任5年目の第85回箱根駅伝記念大会において史上最大のブランクとなる33年ぶりに同陸上部の出場を果たします(総合22位)。
2009年に第41回全日本大学駅伝対校選手権大会に初出場で15位、翌2010年には第86回箱根駅伝大会で8位に躍進し41年ぶりのシード権を獲得。
その後もチームを強化し続け、2012年には第24回出雲駅伝で「三大大学駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)」初優勝を達成します。
そして迎えた2015年、”三代目山の神”神野大地を擁して第91回箱根駅伝大会で初の総合優勝を達成し、第27回出雲駅伝でも3年ぶり2回目の優勝を飾って箱根駅伝連覇の道を進み始めます。
2017年には同シーズンにおける「大学駅伝三冠」も達成。さらに2018年第94回箱根駅伝大会にて史上6校目の4連覇を果たしました。
それでは「最強」青山学院大学陸上競技部(長距離ブロック)が愛用しているスポーツネックレスを紹介したいと思います。
青山学院大学陸上競技部選手着用ネックレス
画像:コラントッテ公式サイト
青山学院大学陸上競技部(長距離ブロック)は2019年から、健康ネックレス業界大手の「コラントッテ社」とアドバイザリー契約を締結しています。
コラントッテ社は一般磁気製品に使われる同方向同極配列ではなく、従来のモノより広範囲に高い効果が期待できると謳った独自技術「N極S極交互配列」を採用した磁石を使用した磁気商品を製造・販売している企業。
販売している磁気ネックレスは全て管理医療機器で、薬機法によって厳しく制限されている効果・効能(家庭用永久磁石磁気治療器:「装着部位のこり及び血行の改善」)を謳う事を厚生労働省に認められています。
ワックルネック SPORT
コラントッテの公式サイトには選手愛用のネックレスとして2点が紹介されています。
1点目は画像の左下と右上のスポーツネックレス『ワックルネック SPORT(スポート)』。値段は5,000円程度と、コラントッテの中では比較的リーズナブルなエントリーモデルです。
しかし、その他のエントリーモデルよりも強力な140mT×8個の希土類永久磁石を採用しているので効果は申し分ありません(首周りに沿った形でループに内蔵)。
コラントッテのラインナップで最もスポーティなデザインのひとつで、軽量かつ水や汗に強いシリコンを採用したモデルなので、駅伝やマラソン等、汗をたくさんかいたり、急な雨で濡れてしまう競技でも安心して着用できます。
金属を全く使っていないので金属アレルギーの心配がないのも大きなプラスポイントですね。
「SPORT(スポート)」の他にもコラントッテのエントリーモデルは様々な種類があります。
TAO ネックレス スリム AURA mini
2点目はコラントッテの最高級モデルである「TAOネックレス」シリーズの人気商品『TAOネックレス スリム AURA mini』です。
メーカーのフラッグシップモデルである「TAOネックレス」シリーズが他のコラントッテネックレスと異なるのは”ネックループ全体に磁石(55mT)を10ミリ間隔に配置して広範囲に働きかける”という特許取得技術を採用している事。これによってさらに高い効果が期待できるといわれています。
ネックレスの金属部分には俗に”サージカルステンレス”と呼ばれている耐食性の高いオーステナイト系ステンレス「SUS316L」を採用。トップとジョイント部分は18金仕上げが施されています。
SUS316LはSUS316から炭素を減らし不動態皮膜修復能力を持つモリブデンを加える事でより高い耐食性を可能にしており、チタン等と同様にアレルギーの心配が少なく安心して身に着けられる金属の一つです。
このネックレスはコラントッテネックレスで最も有名な「TAOネックレスAURA(アウラ)」のトップ部分を小さくし、ループ幅(紐の太さ)も4mm→3mmに細くしたコンパクトモデルです。
コンパクトになった事で通常モデルより重量を約45%軽量化でき、走行中でも気になりにくい適度な重量になっています。
画像:AURA mini(画像左)とAURA(画像右)の比較
上品なシャンパンゴールドと洗練されたデザインで女性に非常に人気のあるモデルですが、男性が着用してもスマート&ユニセックスでいい感じですね。
「TAOネックレス」シリーズは、日本の職人が手作業でひとつひとつ製造しており、その中でもAURAのトップ部分には「研ぎ出し七宝」という伝統工芸技法も採用されています。
《動画:コラントッテ公式-クラフトマンシップ》
TAOネックレスは他にも数種類トップ部分の形状が違うものがあります。
駅伝部の中には「AURA」の別バリエーションや「RAFFI(ラフィ)」のプレミアムカラー、「スリム RAFFI mini」を着用している選手もいました。「RAFFI」はトップのデザインがシンプルで若い人や女性を中心に非常に人気のあるモデルです。
TAOネックレス(「AURA」のバリエーション等)については下の記事でもう少し詳しく説明しています。
COA ネックレス LECT
2020年は10月1日に新発売された『COA ネックレス LECT (レクト)』の着用も確認しました。
同ネックレスは80mTの希土類永久磁石を内蔵したバー型カプセルとボールパーツを組み合わせたループ、「Co」のブランドマークをモチーフにしたスクエアデザインのトップが印象的な高級モデルです。
磁石を内蔵したバー型カプセルは14個。これを約25mm間隔に配置した全周タイプのネックレスなので広範囲からコリにアプローチし血行を改善できます。
ネックレスに採用されている金属は「AURA」と同じサージカルステンレス「SUS316L」。金属アレルギーにも配慮された仕様になっています。
<限定 LECT青学ver.>
ネックレス CARBOLAY
『ネックレス CARBOLAY』はステンレスとカーボンを組み合わせた、シックで幾何学的なデザインのトップが特徴のネックレスです。
シンプルかつ高級感のあるデザインなのでスポーツシーンだけでなく日常シーンでも違和感なく着用できます。
磁気ネックレスとしてのスペックはネックレスの後部に130mTの永久磁石4個とコラントッテ高級モデルの中ではやや頼りなく、僕的には効果よりもデザイン重視のネックレスという印象です。
<限定 CARBOLAY青学ver.>
コラントッテやファイテンといった人気メーカーのスポーツネックレスは中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
まとめ
以上が青山学院大学陸上競技部(長距離ブロック)の選手たちが愛用しているスポーツネックレスです。
原監督が選手たちに課している重要なルールは”規則正しい生活をする事”。
トレーニングを完璧にこなしたとしても、生活習慣が乱れてしまえばパフォーマンス向上は期待できないという考え方の基、早寝・早起きやしっかりとした栄養摂取等のルールが制定され、有名な3つの行動指針が定められました。
一. 今日のことは今日やろう。明日はまた、明日やるべきことがある。
一. 人間の能力に大きな差はない。あるとすればそれは熱意の差だ。
これらの行動指針と「より良い組織がより良い人材を育てる」「個人に依存するのではなく、全体で戦う」という原監督の持論に則って強化が進められ「弱小から最強へ」という目標を達成したのでしょう。
今後も青山学院大学には駅伝の主役として僕たちに感動を届けてもらいたいですね。
- 飯田 貴之 4年
- 髙橋 勇輝 4年
- 湯原 慶吾 4年
- 岸本 大紀 3年
- 近藤 幸太郎3年
- 関口 雄大 3年
- 中倉 啓敦 3年
- 中村 唯翔 3年
- 西久保 遼 3年
- 宮坂 大器 3年
- 横田 俊吾 3年
- 佐藤 一世 2年
- 志貴 勇斗 2年
- 太田 蒼生 1年
- 田中 悠登 1年
- 若林 宏樹 1年
選手たちのコメント
日々のトレーニングで20キロ~30キロ走る中で体全体の疲労がたまりやすいです。
コラントッテを着用しだしてから筋肉の疲労感は軽減されたような気がしています。