西武ライオンズの背番号47『張奕(ちょう やく、チャン・イー)』投手は、2016年育成ドラフト1位で指名され、日本経済大学からオリックス・バファローズに入団。出身は台湾の花蓮県。2022年オフに森友哉選手の人的補償で西武に移籍しました。
大学4年時のポジションは右翼手でしたが、プロ入り後の2018年から外野手登録ながらシーズン途中から投球練習を開始し投手に転向。2019年からは正式に外野手から投手へ登録変更しました。
高校時代(福岡第一高)は右翼手兼投手でしたが、プロの厳しい世界ではなかなか通用しないのではと思った人も多かったはず。
しかし、5月に支配下登録を勝ち取り、8月8日の日本ハム戦でプロ初先発初勝利を飾るなど、投手経験の少なさを感じさせない投球を披露しています。
球威のあるストレートはもちろん素晴らしいですが、ボール先行でもナックルカーブでカウントを稼げますし、落差の大きいフォークもなかなかのもの。四死球が少ない点は大きな評価ポイントだと思います。
それでは、張奕投手愛用のスポーツネックレスを紹介してみましょう。
張奕着用ネックレス
RAKUWAネック ワイヤーAir
張奕投手が着用している細めのネックレスはスポーツネックレス業界大手「ファイテン社」の『RAKUWAネック ワイヤーAir』。カラーはホワイト/ブルーです。
『RAKUWAネック ワイヤーAir』は、留め具部分にアルミ、ワイヤー部分はサージカルステンレスにナイロン樹脂をコーティングしたものが採用されており、非常に軽量なのが特徴(40cmサイズで約2.6g)。
留め具に使われているアルミは表面に不動態皮膜を形成するので金属アレルギーを起こしにくい素材ではありますが、チタンなどに比べるとこの皮膜は脆弱で破壊されやすいとされています。
しかし、この『RAKUWAネック ワイヤーAir』の留め具には「アルマイト加工」という表面処理が施されていて、そのあたりの問題点が概ね解消されています。アルマイト加工については下記の記事が詳しくて分かりやすいので興味のある人は見てみてください。
ワイヤーに採用されているサージカルステンレスとは「SUS316L」等の耐食性の高いオーステナイト系ステンレスの事。JIS規格が記載されていないので具体的な種類については不明ですが金属アレルギーを起こしにくい素材が使われている事と思われます。
ネックレスの効果については、採用技術が「アクアチタンシリカ」のみなので、ハイパワーと言われているアクアチタンX100やメタックスに比べると弱めです。
単体で着用してもさりげないかっこよさがありますが、首にフィットするサイズを選んで他のスポーツネックレスと重ね着けすると非常にオシャレに見えるます。組み合わせるネックレスはこのネックレスより少し長めのものを選ぶといい感じのバランスになります。
ファイテンの商品は中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください
まとめ
以上が西武ライオンズ”異色の投手転向選手”張奕投手の愛用スポーツネックレスです。
投手から野手に転向した選手は多く、阪神の糸井選手やヤクルトの雄平選手等、現在も活躍している選手もいますが、野手から投手に転向した選手は非常に珍しく成功例もほとんどありません。
そんな中、わずかな期間の投球練習でプロの打者を抑えられる”生きた球”を投げられるようになった張奕投手の努力と非凡な才能には驚きを禁じ得ませんね。
まだ投手としてのキャリアをスタートさせたばかりなので今後どのような成績を残すのかは予想できませんが、いとこの陽岱鋼選手のように人気と実力を兼ね備えた選手になる事を期待したいと思います。