阪神タイガースの背番号51『中野拓夢(なかの たくむ)』選手は、2020年にドラフト6位で指名され、愛知県岡崎市に本拠地を置く日本野球連盟加盟の社会人野球チーム・三菱自動車岡崎から入団しました。
小学3年生から野球を始め、主に遊撃手や二塁手としてプレー。
日大山形高校時代は1学年上で「先輩として一番尊敬する方」と公言する奥村展征選手(現ヤクルトスワローズ)と共に甲子園にも出場し、山形県勢初の夏ベスト4入りに貢献しています。
東北福祉大学入学後は元西武・大塚光二監督の指導のもと攻守ともに急成長し、3年春と4年春秋にベストナインを獲得。スカウトからも注目の存在でしたが自信を持ってから行きたかったとプロ志望届は提出しませんでした。
三菱自動車岡崎では1年目から遊撃手のレギュラーの座を掴み、日本選手権やアジアウインターリーグでも4割前後の打率をマーク。満を持してプロの世界に挑戦しました。
172cmと小柄な体格なので俊敏で巧みな守備をイメージする人が多いかもしれませんが、個人的にはバッティングセンスの良さこそが中野選手最大の魅力だと思います。
6月7日時点で打率3割弱、OPS.726(出塁率.355、長打率.371)はプロ1年目の遊撃手としては最高クラスの評価を与えられるでしょう。
当てにいくバッティングではなくしっかり振って球をとらえている点も素晴らしいですね。
一方守備面は現時点で12球団ワーストの10失策と安定感に欠けています。
ただ、プロ1年目かつ難しいグラウンドの甲子園がホームで、追いつかないような打球にも果敢に飛びついてアウトにするような攻撃的な守備が売りの選手なので長い目で見る必要があると思います。
守備指標を見ると現時点でショートUZRは-5.2(UZR1000は-17.5)と楽天の小深田選手に次ぐワースト2位ですが、守備範囲を表すRngRは4.3と源田選手に次ぐ2位です。今後はエラーを少しでも減らし、他の内野手との連携を深めたり送球を安定させることでErrRやDPRなどの指標も改善していくでしょう。
守備範囲の広さはそれだけでも武器になるので積極性を失わないでほしいものです。
それでは、中野拓夢選手愛用のスポーツネックレスを紹介していきましょう。
中野拓夢着用ネックレス
BANDEL healthcare necklace Neutral
近距離で確認したわけではないので確定ではありませんが、中野選手が試合中に着用しているネックレスは有名スポーツネックレスメーカー「BANDEL(バンデル)」の『healthcare necklace Neutral(ヘルスケア ネックレス ニュートラル)』ではないかと思われます。
カラーはブラック×シルバーやブラック×ゴールドですね。
最初はコラントッテの「RAFFI」に似ていると思ったのですが、よくよく見るとトップにくぼみがなく複数の溝を切った形状をしているのでバンデルのものかなと。
仕事柄大体のスポーツネックレスは一目見れば分かるのですが、トップがシンプルなモデルはなかなか特定が難しいです。
バンデルは静岡県藤枝市に本社を置くスポーツ用品・健康器具・美容健康器具等の製造販売会社。天然鉱石を素材に混ぜ込んだスポーツネックレスは様々な競技のアスリートに愛用されています。
中野選手が着用している「ヘルスケア ネックレス ニュートラル」はこれまでのバンデルのネックレスとは違い管理医療機器の認証を取得した”磁気”ネックレスの括り入るモデルです。
最大磁束密度140mTのサマコバ磁石をループ内部に12個内包。磁気効率を高めるためにSN並列配置を採用しています。
現在バンデルの医療機器磁気ネックレスは「ヘルスケア ネックレス ニュートラル」と「ヘルスケア ネックレス アース」の2種類がリリースされています。別記事に詳しくまとめているので興味のある人は見てみてください。
ファイテン チタン水晶ネックレス
こちらは確定ではありませんが、スポーツネックレス業界大手「ファイテン社」の『チタン水晶ネックレス』の着用も確認しました。
水晶ネックレスはファイテンがまだ「ファイルド」という社名だった10年以上前は主力といってもいい商品でしたが、メーカー独自技術であるアクアチタンが開発され、その技術を採用した安価な「RAKUWAネックレスシリーズ」が販売されてからは主力の座を明け渡すことになりました。
しかし、水晶の美しさや金属アレルギーの心配が少ない素材などが気に入られ、数年前からトップアスリートを中心に人気が再燃しています。
効果的にはアクアチタンやメーカーの最上位技術メタックスに比べると高くはありませんが、霊石である水晶自体の力を求めて着用する人も数多くいるようです。
RAKUWAネック EXTREME スクエア
同じくファイテンのスポーツネックレス『RAKUWAネック EXTREME スクエア』の着用も確認しました。
当該ネックレスはファイテン最高の技術「メタックス」を採用したモデルで、皮革のように見えるシリコン素材のトップと同じくシリコン素材のループを組み合わせた汗や水に強いスポーツネックレスです。
メタックスは”神経調節を介した緊張緩和効果や筋・腱機能の回復効果”が期待できるアクアチタンに加えて数種のアクアメタルを素材に含浸する技術でアクアチタンの最高峰X100シリーズと同等以上の効果が期待できるといわれています。
価格は5000円程度とメタックス採用モデルの中では手を出しやすいかと思います。
ファイテンの商品は中国でつくられた偽物(コピー品)が大量に出回っているので、購入時には特に気をつけてください。
ANGLE e.MODEL 01 NECKLACE
2022シーズンからは「ANGLE(アングル)社」の磁気ネックレス『ANGLE e.MODEL 01 NECKLACE』の着用を確認。
アングルという会社名に聞き覚えがなかったので調べてみると2020年創業のまだ新しいメーカーでした。
メーカー公式サイトを見るとトップページに契約選手として中野選手が紹介されています(2023年時点)。
ネックレスの基本情報としては、トップとジョイント部分にSUS316Lを使用し、樹脂コーティングゴム磁石(50mT)をループに採用した、コラントッテTAOシリーズに似たスペックです。
まとめ
以上が阪神タイガース・中野拓夢選手愛用のスポーツネックレスです。
2021年6月7日現在阪神タイガースの順位は巨人に3.5ゲーム差をつけての首位。
助っ人外国人たちやスーパールーキー佐藤輝明選手らの活躍が目立ちますが、ほとんどの試合にスタメンとして出場している中野選手の貢献もなかなかのもの。
マイナビオールスターゲーム2021のファン投票中間発表でも巨人のスーパースター坂本勇人選手を抑えて1位をキープしています。さすがは人気球団阪神。
中野選手には「体が強く走攻守三拍子揃ったショート」と中学時代から憧れていた鳥谷選手のように長くチームに貢献できるようなスペシャルな選手になってほしいものですね。