阪神タイガースの背番号46『秋山拓巳(あきやま たくみ)』投手は、2009年にドラフト4位で指名され、愛媛県立西条高等学校から入団しました。
3歳から野球を始め、小学校は西条リトルリーグ、中学校では西条リトルシニアに所属。この時からシニア日本代表に選ばれるなど愛媛だけではなく全国的にも知られた存在でした。
西条高時代は1年生から4番に座り2年生からエースを務めるなど、投打でチームを引っ張り3年の春と夏に甲子園出場も果たしています(春は初戦敗退、夏は1回戦で八千代東に勝利、2回戦で明豊に敗れた)。
阪神に入団後はすぐに一軍で先発投手としてデビュー。8月28日のヤクルト戦で一軍公式戦初勝利を挙げました。
飛躍の年になったのは2017年、自身初となる二桁勝利(12勝)を挙げ、投球回・勝利数共にチームトップを記録し、エース格の投手へと成長。規定投球回数に達した上でのK/BB7.69は素晴らしいとしか言いようがありませんでした。
2018、2019シーズンは一転して平凡な投手に様変わり。制球も悪くなく投球スタイル自体はそれほど変わってはいませんでしたが、球速の低下や大事なところで打たれるイメージが強かったです。
しかし、2020年は精密機械のような投球に加え、ストレートや以前は被打率の高かったカットボールなどが良化し、元々良かったフォークにも磨きがかかった投球を披露。11勝3敗、防御率2.89、K/BB5.33という素晴らしい成績を残し、2021年も好調を維持しています。
秋山投手は制球力の高さが特長ですが、140キロにも満たないストレートで強打者相手にガンガン攻めていけるのが本当に不思議ですよね。188cmという恵まれた身体で凄いかけ声を出しながら投げるのになぜ球速が出ないのかはそれ以上に不思議ですが 笑
ストレートの投球割合は例年45%超。本人曰く「スピードはないんですけど、ストレートピッチャーだと思っているんで」という言葉通りストレート主体のピッチングです。
今の時代140キロ中盤は当たり前どころか150キロ以上投げられないと一流投手にはなれないという声も大きいのに130キロ台のストレートで打者を抑える秋山投手は本当に凄いと思います。
秋山流のストレートの投げ方はまずプレートの幅の中でぶれずに投げること、次にリリース時には手首を寝かせること、最後は体重移動の際に左肩と右ももを結び真っすぐ前に移動することだそうです。
1、2点目でボールの出所をできる限り分かりにくくし、3点目は制球力を高めることができるのかなと。自分でもやってみましたが体幹の強さや手首の柔軟性の高さが必要な特殊なフォームだと思います。
それでは秋山拓巳投手愛用のスポーツネックレスを紹介したいと思います。
秋山拓巳着用ネックレス
AXF Color Band
秋山投手は数年前から人気スポーツブランド「AXF(アクセフ)」のスポーツネックレスを愛用しています。
上画像は『AXF Color Band RS(カラーバンド)』というモデルですが、それ以外にも標準モデルの「 Color Band reflector」や野球防具メーカーとして有名なベルガードとのコラボネックレス「AXF×BELGARD シリコンネックレス」の着用も確認しています。
AXFは数年前に設立されたまだ新しいブランドですが、秋山投手は巨人の坂本選手らと同じように初期の頃から愛用してるので商品をかなり気に入っているのでしょうね。
AXFのネックレスにはイフミックという特殊な液体が含浸されており、このイフミックに触れる事で「一酸化窒素」という物質が体内で産出。それによって血流の促進や体幹・バランス強化などの効果が期待できるというのが特徴です。
秋山投手は体幹を大事にしているのでそのあたりの効果を期待して着用しているのかもしれません。
2020年8月には東京都市大学と共同で研究論文も発表しています。
まとめ
以上が阪神タイガース・秋山拓巳投手の愛用スポーツネックレスです。
2021年、優勝を争うチームの中で先発ローテーションの一角として好投を続けている秋山投手。
球種別のデータに目を通すと、ストレートの被打率は2割3分弱。これは150キロ台中盤の剛球で打者を制圧するオリックスの山本由伸投手やソフトバンクの千賀投手と同程度です。
さらに20%を超える見逃し率を見るとボールの質の良さやコースぎりぎりの際どいところに投げ切る制球力の高さが分かります。
年齢的には30歳を越えましたが、スピードに頼るのではなく制球力やボールの質、球種の組み合わせなどで打者を抑えるタイプの投手なので、怪我なく投げ続ける事ができればまだまだチームの主力として勝ち星を積み上げていけると思います。
今後も玄人好みのピッチングでファンを楽しませてください。